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Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS in 香川開催! IoTアイデアソンの様子をレポート

こんにちは、e-とぴあ・かがわ広報スタッフです。今回は学生や若手エンジニア対象IoTシステム開発のスキルアップイベント「Web×IoT メイカーズチャレンジ PLUS in 香川」についてご紹介します。

Web×IoT メイカーズチャレンジとは?

「Web×IoT メイカーズチャレンジ」は学生や若手エンジニアの方を対象にアイデアソン・ハッカソンへの参加体験を通して IoT システム開発を実践的に学ぶスキルアップのためのイベントです。講師・スタッフがサポートしてくれるので、IT技術の勉強をはじめたばかりの方やソフトウェア開発とハードウェアの知識をあわせて何かをしてみたい方、ハッカソン初体験という方にもおすすめのイベントです。

※昨年度のメイカーズチャレンジの記事はこちら

アイデアソンの様子

今年のメイカーズチャレンジには高校生や大学生など若年層を中心に幅広い年齢層の17名が参加しました。アイデアソンの前に開催された、IoTシステム開発のスキルアップイベントで学んだ知識などを活かし、自由な発想でIoT作品作りに挑戦していきます。

参加者はアイデア毎にチームに別れ、企画を練っていきます。こちらのチームはアイデアコンセプトを付箋をつかってブレスト中。実現したいアイデアのニーズやターゲット、使用する技術を探っていきます。

5チーム中の2チームは高松商業高等学校の生徒の皆さんによるチームです。前回のメイカーズチャレンジでは同じく高松商業高等学校のチーム「I’m 無戦略本部」の皆さんが高松会場の最優秀賞を受賞しています。今回のメンバーにも若手ならではの視点と自由なアイデアに期待です!



アイデアソンでは環境センシングサービス講習会の講師(香川大学創造工学部 創造工学科講師 米谷雄介氏)やスタッフもサポートに入り、各チームのアイデアを実現するアドバイスをしています。面白いアイデアにはスタッフもいっしょになって熱く意見交換する場面も!参加者だけでなく講師やスタッフもモノづくりを楽しみ、熱く応援してくれるのもこのイベントの魅力ですね。


各チームの発表

イベントの最後には各チームのアイデアを発表しました。

オンライン参加のAチームのアイデアは、家の来客を携帯で通知するアプリ「ディンドン」。家でゲームをしていると家のインターホンに気づかない時がありスマホで知らせるアプリがほしい、という思いから構想したそうです。電子工作機材M5Stackを使って来客を感知・スマホ通知する仕組みで、訪れる人を記憶する足あと機能や防犯機能なども搭載する予定です。講師からは実際にM5Stackを設置する時、外からの防犯も兼ねた方法を考えてみてくださいとコメントされていました。

Bチームは遠距離INOUTシステム。トイレの個室や駅のロッカーの空き状況がネットを通して確認できる仕組みを考えました。特に人の出入りが多い大きな駅では荷物を入れるロッカーが埋まっていて困る場面もありますし、感染症対策で個室間での接触を減らす手段にもなりそうです。中継機の設置の課題はありますが、どこまで実現できるか期待です。

Cチームはダイナミックプライシングという企画。満員電車のしんどさを緩和したいという想いから、密度の可視化と通勤時間の分散ができる仕組みを考えました。ポイントとなるのは密度の基準。温度やCO2密度の計測、乗車口に重量感知センサーを搭載したマットを敷いてカウントするなど、さまざまな計測方法が挙げられました。講師からはぜひ実証実験をしてみてくださいとアドバイスがありました。

DチームはGPSやM5Stackを使った新感覚おにごっこ。商店街などを舞台とした鬼ごっこを考案しました。鬼ごっこではただ逃げ回るだけではなく、ミッションが与えられたり、リザルトが残ってスコアを競い合うことも出来ます。講師からはプレイする人だけでなく、観戦も楽しくできる仕組みや、ネット環境はどうするかなどのコメントが寄せられました。

発表最後のチーム、Eチームは鏡にさまざまな情報を写すスマートミラーを考案。コンセプトは「時短」で、鏡に天気やニュースなどを映し出して朝の忙しい時などに洗顔や化粧をしながら、さまざまな情報を確認できるような仕組みです。顔認証によって出る情報をコントロールしたり拡張性が高い仕組み、サンプルでどういった形になるのか期待です。

5チームすべての発表がおわり、各チーム約1ヶ月の製作期間に入りました。ハッカソンでの様子はまた次回レポートします。お楽しみに!

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