【十時 裕樹(ととき ひろき)】ソニー・インタラクティブエンタテインメントがeスポーツ業界へ与える影響
「PlayStation」でよく知られているソニー・インタラクティブエンタテインメントは、eスポーツ事業に力を入れており
多くのeスポーツプロジェクトを実施しています。
特に、この業界に影響を与えた出来事が、世界的にも大きなeスポーツトーナメントプラットフォーム「Repeat.gg」を買収したことです。
今回は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの代表取締役社長である十時裕樹の紹介と、「Repeat.gg」の買収について紹介したいと思います。
■十時裕樹(代表取締役社長)の人物紹介と経歴
<人物紹介>
十時裕樹は、1964年7月生まれ、山口県出身で、1987年にソニー株式会社(現・ソニーグループ株式会社)に入社し、2024年に代表取締役社長に就任している。
ソニー銀行株式会社の立ち上げに携わったり、ソニー株式会社で中長期経営戦略の立案を行うなど、企業の要である業務を実施してきた。
<経歴>
・1987年:ソニー株式会社(現 ソニーグループ株式会社 )に入社
・2002年:ソニー銀行株式会社の代表取締役に就任
・2005年:ソニーコミュニケーションネットワーク株式会社(現 ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)の取締役 兼 執行役員 専務に就任
・2013年:ソネットエンタテインメント株式会社の代表取締役執行役員副社長 CFOに就任
・2013年:ソニー株式会社業務執行役員 SVPに就任
・2014年:ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社の代表取締役社長 兼 CEOに就任
・2016年:ソネット株式会社(現ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社)の代表取締役執行役員社長に就任
・2018年:ソニー株式会社の代表執行役EVP CFOに就任
・2028年:ソニー株式会社の代表執行役 専務CFOに就任
・2019年:ソニー株式会社の取締役に就任
・2020年:ソニー株式会社の取締役 代表執行役 副社長 兼 CFOに就任
・2021年:ソニーグループ株式会社の取締役 代表執行役 副社長 兼 CFOに就任
・2023年:ソニーグループ株式会社の取締役 代表執行役 社長 COO 兼 CFOに就任
・2023年:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの会長に就任
・2024年:株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの暫定CEOに就任
■eスポーツトーナメントプラットフォーム「Repeat.gg」を買収?
ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、eスポーツトーナメント・プラットフォーム「Repeat.gg」を買収したことで
eスポーツ業界は大きな話題を生みました。
「Repeat.gg」は、2015年に米国カリフォルニア州サンフランシスコで設立され、
元プロゲーマーやeスポーツビジネスの専門家たちが集まってスタートしたプラットフォームです。
「Esports for Everyone」をスローガンに掲げるRepeat.ggは、
あらゆるスキルレベルのゲーマーが参加できる競争力のあるオンライン大会をサポートしています。
これまでに数多くのトーナメントを開催し、数百万人の参加者を集めてきました。
取り扱うゲームタイトルには、下記があります。
Fortnite
Call of Duty: Warzone
League of Legends
Dota 2
PUBG
など
Repeat.ggの創設者のアーロン・フレッチャー氏は、
「eスポーツやゲームに20年以上関わってきましたが、ソニー・インタラクティブエンタテインメントの一員となり、この挑戦を続けられることに非常に興奮しています。チームの成果を誇りに思います」
とソーシャルメディアで述べています。
才能あるRepeat.ggのチームと共に、プレイヤーが競争力のあるゲームに参加する環境を作り、
eスポーツサービスが拡大することで、今後の業界が伸びていくのが楽しみです。