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本当の意味で「従業員を大切にする」 #推したい会社
先日、体調不良になった。
寝込んだのが久しぶりすぎる。
振り返ると、
2023年にコロナにかかったのが最後なんじゃないか?
というくらい、
ここしばらく体調を崩していない。
あれ以来、「健康」でいたって素晴らしい。
では、この体調不良が、
「#推したい会社」の記事を書くことに、
なぜ繋がったのか?
それは、「休みたい」と思ったときに、
「この時期に休めない」「今、休んだら迷惑だ」
と思ったことが、きっかけだった。
決して、今の会社を否定するわけではない。
「強制出勤」をさせられる、とか
「絶対休めない」なんてことはないし、
休もうと思えば休める。
だが、「講師」という仕事をしている以上、
自分の担当の生徒が付いてくるわけで、
ましてや、この受験期直前という時期に
欠勤されたらたまったもんじゃない。
「自分<生徒」と考えられるようになったのも、
本当に今の仕事が好きで、
生徒に愛着が湧いてきたからだと
自分でも分かる。
でも、「自分の体調」を犠牲にしてまで
働かなければならない仕事って…??
そんなことを考えていたら、
以前、働いていた会社の上司に
こんなことを言われたのを思い出した。
「代わりはいくらだっているんだから、休め」
はじめは、「必要とされていないんだ」と思ってた。
でもそれは、そんな意味ではなかったことが
今では分かる。
この言葉の裏側には、
「社員を尊重する」といった、
意味が込められていたのだと知った。
「いつでも気軽に休める会社」
こんな言い方したら、
そりゃ「ズル休み」をする奴も出てくるわけで、
あまり良い印象は受けないだろう。
しかし、社員を信頼しているからこそ、
堂々と「休め」と言えるのだろうし、
無償で休みを提供する訳ではなく、
それなりの「減給」が付いてくるのだから、
ある意味「自責」ということだ。
これが本当の意味で、
「従業員を大切にする」ということではないか
と、私は思った。
時代は変化し、
ワークライフバランスが重要視され、
多様な働き方が生まれている。
そんな今を生きる若者の1人として、
この会社の在り方が、私にささったのだった。