気づかずに消える幻

はじめに

えー、なんでしょうねこのnoteは。生誕祭まで残り1カ月というタイミングでなんとなく書き始めています。3カ月ほど前の記事でありがたくも読者の方から「恥ずかしいと語りかけて逃げるよね」と言われてしまったので、今回はどんなに恥ずかしくなっても逃げないように書いていきたいです。

ドームツアー…?

と言ってもここで書く内容はこの2024年の夏についてなのですが、時は遡り、5月19日、乃木坂46にとって5年ぶりとなるドームツアーが発表になりました。5年前というと2019年、つまりは、Sing Out!のツアーです…この年の印象はもちろん、Sing Out!もそうなのですが、「他の星から」の印象が個人的に強くて、Seishiroさん振り付けで新しくした他星をあすさくでパフォーマンスしたあれ。卒コンの時も2日間共に披露していたあれ。の思い出でいっぱいだったんですよ。(あとは真夏さん二代目キャプテン就任とか、山下さん復帰とか、桜井さん卒セレとか、謎のパリ中継とか…)(結構思い出あるじゃんとか言わないでね)(山下さんの復帰を工事中の最後にSing Out!に乗せて発表したやつ、今思い出しても泣けてくるな)
まぁそんな感じで2019年の全ツは行けていなかったのでちょこちょこしか記憶に残っていないんです。
そこで自分は一番印象に残っている「他の星から」を何かしらの形でもいいから見られたら5年ぶりのドームツアーを回収することができるのではないかとなんとなーく思っていました。

夏、再び。

思い返してみれば、去年にも夏についてのnoteを書いていました。亡霊と言いつつかなり咲月ちゃんに肩入れした文章を書いてしまいました。(やべぇめっちゃ恥ずかしくなってきた)(ここまで読んで下さっている方が去年のnoteを読まれるとかなり気分を害してしまう恐れがある文章なので、読まなくて結構です)そこには去年の夏当時の僕の記憶が残されていて、ちゃんと自分の気持ちが書き留めてあって、見返した瞬間に「今年も書かないといけない!」とそう思ったわけです。去年の僕はというと、ちょうど二度目の夢を追いかけるかの狭間にいて、どういう感情で書いていたのかはあまり覚えてはいませんが、かなり悩んでいたはず。(二度目の夢を追いかける形になったことは言うまでもない)(ここも含めて二度見が好きな点)
「初めての推しメンとの夏、特別なものにしたい」と去年は綴っていたのですが、それは確実に達成できたと思っています。2024年のツアーが終わったにもかかわらず、2023年の記憶も同時に思い出すことができるくらいなので。それだけ、初めての夏はとても思い出深いものになったのですが、今年はその最高を更新する夏として始まったドームツアー、本当に去年を更新できるのか自分個人として不安に思っていました。
結論から言うと、「やっぱ良いな」でした。本気で好きになって本気で推しメンとして迎えた今年のツアー、そりゃ良いものになります。全力で推しメンの名前をコールするタイミングは確かに去年やそれ以前と比べたら少なかったけど、そういう夏も悪くないなって思えたんです。こうやって、新たに気づきや視点、考え方を教えてくれるのはいつだって推しメンで、そのたびに好きになっていくんです。名前をコールできなくても双眼鏡で一挙手一投足を見逃さないようにしていたあの瞬間も今考えれば、彼女と共に過ごしたかけがえのないひと夏だったのだと。(覗いてて、レスしてた時は舌打ちしまくってた)ライブ後の後日談で「あの時あれしてたんだよ~、気づいてくれた人いるかな?」と咲月ちゃんが振り返ったときに、自分の中で「あ!それ見てた!」となる出来事が多くて、ちゃんと同じ空間にいて同じ時間を過ごしていたのだなと実感できて嬉しかった。ex)プリンセス対決のセラミュポーズ、君扇~自惚れの脱ぎ捨て、、とか?
本編の話がここまでゼロなの恐ろしいな。ここからちゃんと書きます。全部が全部最高のパフォーマンスであったことには変わりはないのですが、推しメンがいるとやはり贔屓目が入ってしまうので、先に断りだけ入れておきます””ごめんなさ~い!!””

早速、一曲目のチートデイから。といきたいところなんですが、そうもいかないんです。三日間とも登場する場所がセット裏のフロートからということでオバチャの前にフロートに乗るメンバーは見ることができて、(三日間とも)1塁側のフロートに咲月ちゃんが乗っていて、隣のあやめちゃんと何回かハグしていて、もう、、、仲良くなって本当に良かったなと。今年の35thの期間が無かったらと考えると恐ろしいほどに。(選抜発表当時から思っていたことだが)同じような状況に置かれると仲良くなるのって必然というか、当然というかそんな感じだと思います。日を追うごとにスキンシップが激しくなっていたような…笑

チートデイは、踊れよ!!です。フロートの話しといてなんなんだよと思うかもしれませんが、せっかくの新曲なのに曲の半分を踊らないというのはなんかもったいないなと。

最初のブロックはあとはジコチューかな。ここにジコチューが入ってくるのは嬉しくもあり、寂しさもあり、でした。ジコチューは僕の思い出が詰まった曲なので2018年夏の初披露と11thバスラが一生忘れられないんです。

期別ブロックは去年も思ったことですが、3,4,5期だからこそできる構成でした。それぞれの期が複数曲を持っている体制は去年と今年だけだと思うので今後は数年後まで見られないのかな。

バンドエイドが選出されてて感謝。3年連続のツアー披露です。過去3年間で一番好きなバンドエイドは2023年かな。初披露年の2022年ももちろん大好きなのですが、先輩含め全員でパフォーマンスする中でセンターステージのリフターの最上段で輝いていた姿が忘れられなくて。今年のプリンセスアピールも可愛くて、コールで全力を出し切ったけど、一回じゃ足りねぇよ!!ってことです。(5期生全員が揃ってのパフォーマンスは今年が初でした。これは嬉しかった)

この後のおふざけコーナーはスリフォ、アムアイ共に出世したなぁと感じてしまいました。だって、どっちもただのユニット曲ですよ。それが全体披露のレス曲になるんですから。ただまぁ~アムアイもアムアイで去年のユニットの印象が強すぎてそれが離れなくて…現役LJKの制服が…(また去年の話ですみません)

はい、きましたユニットコーナー。ネバネバは去年の方が良かったとはっきり言わせてもらいます。ナスカの曲として。(ユニが本物から偽物になったし)えぇ。

んで~ここのナスカ連続ね。まず大阪のセトリ見たときに最初に「は????」って大声が出たことを覚えています。その曲やる?しかもソロ?って。あの時に置いてきた大切な記憶が誰かに掘り返されるかのようなそんな嫌悪感があります。実際、今もこの曲の披露について考えることがあって、僕の弱い頭ではなぜこの曲をこのツアーでやるのかが正直、分からずに終わってしまって、座長の歌声をアピールする、聴かせたいならもっと別の曲でも良いのに何であの曲だったんでしょう。はぁ。(てか、Day1ナスカフルコンプなのな)

んで、遂に来ちゃいました「他の星から」です。大阪で披露があったときから噂には聞いていたのですが、やっぱり神宮でこの目で見ると2019年のあすさくを思い出してしまいます。まぁ、それは今回は置いておいて、オリジナル衣装でまさか井上小百合ポジで入ってくれるなんてねぇ、考えてませんでした。パフォーマンス中はラスサビからサブステの真ん中で踊ってることが信じられなくてずっと目を擦っていたのは内緒。2019年と卒コンを思い出して他星って感情大爆発してコールできなくなってしまう。許して。

Day3は咄嗟も当然に良かったんだけど、ここは絶一を推したい。Day3のこのブロックは絶一より前の曲も全部アレンジされてて、全部に泣いてたんだけど、圧倒的に涙腺が崩壊したのは絶一の時だった。途中、アカペラが入って、二人がハモっていたところがもう耐えられなかった。絶一の発表時から、歌詞が5期生の現実を表しているって話題になってたけどそれを実力で覆して二人で歌っているという光景。エモ以外の何物でもないでしょう。

いや~君扇なぁ~ここは毎回なぎさつの絡みが見られるからずっと見てた。ずっと二人してなんか遊んでるんだもん。幸せかよ。笑
プロジェクションマッピングの花火に合わせてうちわを扇いだり、お互いの髪の毛いじったり、僕も同じ花火見てたよな??
自惚れも自惚れで2018年の一曲目の印象が強いので、記憶が蘇ってくるんです。このブロック、全体的にやんちゃんと踊ってた記憶があるけどどう?(読者様に聞く斬新なスタイル)

落とし物より日常見たかった派なんですけど、バグベアのあの曲をあそこで聴けたということに意味があると思っています。バグベアはサイマジョ、和音と聴いてきているので、今回も反逆的な厨二臭い歌詞で自分の心をくすぐられました。(その大人になってしまったの悲しすぎるよ)あと、これ、コールしたい派なんですけど、どうですか?

で~Wilderness worldですよ。ていうかその前のダンスインターと間奏のダンスインター。え、こんなんやってくれるんですか?良いんですか?これも今でも脳内で踊ってくれるくらい目と記憶に焼き付いているダンスシーンです。あの音の取り方、身体の使い方、見てて好きになる要素しかないなと。カメラをグイっと左側に押し付ける振りのところ、カメラが捌けた後も世界観に入り込んでパフォーマンスしていたのがすごく印象的でした。
あそこに入っていてくれて嬉しかった。今回のハイライトは個人的にここかも。(さっき他星って言ってただろ、もう矛盾してるじゃん)バンドエイドもそりゃ嬉しかったけど、Wilderness、やってくれてありがとう。

とり天はなんか咲月ちゃんが毎回抜かれるポイント(♪慣れとは恐ろしい)でウインクしまくってたのでそこで毎回ぶち抜かれてました。心臓に悪いですあれ。結局、サビのところってタオル挙げないことになったんですか?公式のコール動画では挙げるように指示されてたんで、去年からずっとやってるんですがみなさんはやられてます?

この後に好きロックくるのは、去年から一昨年の夏思い出しにかかってるじゃん。イントロの4音だけで一瞬にして2022年夏に戻れます。合法のタイムマシンです。あ、ここも、1サビってタオル回すんでしたっけ?イントロ、間奏、ラスサビだったような(知らんけど)

インストだけの設定温度、流れた瞬間はワクワクしましたが、いや、やらんのかい!!でも、3列縦隊で整列して一番後ろの真ん中で堂々と歩いていた姿、かっこよくて凛々しくて痺れました。あの充実した表情を見ると夏の終わりを感じてしまいました。

シンクロも僕叩もアレンジ、最高じゃないですか。これが受け入れられないってのは感性が鈍ってないですか?(これを読まれてる方はそんな方いらっしゃらないと思うが)歌声も演奏も心に響くどころかぶっ刺さりました。俺たちのヒトシコンノストリングス。

え~、誰かの肩は去年、サイリウムまで消してやった思い出があるので、それを踏まえて今年の夏のあの歌声、推しメン個人としてだけでなく、乃木坂としても去年の最高を更新した瞬間だと感じたのを覚えています。

強制アンコールコーナーは噂には聞いていたやつ。いや、まあいいんだけどね??自分で叫ぶから良いんじゃんとも思ってしまうやつ。てれあーや考案の自由な言葉を思いっきり叫べたのは楽しかったけど。

転鐘は新規さんが「工事中の曲だ!」ってなってくれたら嬉しいと思っているので、新規さんがどなたか気づいてくれていたら嬉しいな。(自分は転鐘を初めて聴いたときにこれを思った)

僕だけの光はですね~個人的に今年の2月、3月(あの時期。詳しくはnoteをどうぞ)

に聴いたり、11thバスラ5期生ライブのパフォーマンスを見たりしていて、ずっと涙を流しつつも歌詞に勇気づけられていたので、最終日だけ歌ってくれて涙が止まらなくなりました。咲月ちゃん、太陽が霞むくらい輝いていたよ。今、やっと光、手に入れたよ。

え、ここでMonopolyくるんだ。意外っちゃ意外だけど、そりゃそうといえばそりゃそうな選曲。

乃木詩、歌えねぇよ。あんなに叫んだんだから。笑
Day1は隣のお兄さんと踊りまくり、Day2は隣が逃げて一人で踊りまくりでDay3は泣きながら踊りまくりでしたが!!!本当に踊ってる人少ないな。笑ダンスレッスン動画、どこかにあるから見て覚えてくれ。

ダブルアンコール来ちゃいました、来ちゃいましたねぇー!!!
(10分くらい時間あるからいけるだろとか思ってたのは内緒)
なんであんなに一緒になってラップパート叫べたんだろう。乃木詩の時は声、出なかったのに。笑
脳汁ドバドバで人間の限界を突破してたのかなー
きっとそうだろうなー
だから翌日に体調崩したんだろうなー

長々と推しメンを贔屓目に語りすぎた?そんなことない?だって、好きなところ、良かったところはちゃんと言葉にして伝えていかないと伝わらないじゃん。自分からすれば、推しメンが一番輝いていたし。大好きだし。

夏、終わり。

「「なにこの長ったらしい脈絡のない文章」」まとめるにもまとまらないよ。ということなので、まとめることは諦めます。夏はとっくのとうに終わり、秋が訪れているはずなのに、まだ半袖を着ているのはこの夏が忘れられないからなのだろうか。いや、単に暑がりなだけか。一緒に駆け抜けたのは3公演だけだったけど、今年も咲月ちゃんと最高の思い出を作ることができた夏だった。
来年の夏はまた、きっとここにくるだろう。


追伸という名の無駄話。ツアーと並行して、スピンオフドラマの仕事もあったの嬉しすぎて叫んだなぁ…(しかもテレ朝だし…)全3話ながら、咲月ちゃんの舞台とは違っても、素直な演技にコメディとはいえ、引き込まれた。
こうやって咲月ちゃん自身が言い続けていることだったり、その他にも色んなことだったりに挑戦して、結果を残していく姿に元気と勇気をいっぱいもらっているから、自分も頑張らないといけないなって思う。

恥ずかしいけど、ちゃんと逃げないで書くことができたような?自分の目では分からないので読者様、判定よろしくお願いします。

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