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#フォント 001 Helvetica(ヘルベチカ)

ごあいさつ

こんにちは。
noteの別マガジンで #1日1サイトレビュー をしているのですが、フォントうをもっと知りたいと思いました。

ということで、
#1日1サイトレビュー で使われていたフォントを調べていこうと思います。

Helvetica(ヘルベチカ)

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初回は、Helvetiacaというフォントについて調べます。

種類:サンセリフ体
分類:ネオ・グロテスク
制作年:1957年(Neue Haas Grotesk)、改称1960年
設計者:マックス・ミーディンガー、エディアルド・ホフマン
製造所:ハース活字鋳造所(スイス)、ステンベル社(ドイツ)

Helvetica(ヘルベチカ)とは

Helveticaは、1957年にスイス人タイプフェイスデザイナーのマクス・ミーディンガーとエドゥアルト・ホフマンが発表したグロテスク・サンセリフに分類されるサンセリフのローマ字書体です。
簡素で落ち着いた書体でありながら説得力に富む力強さが特長で、用途を選ばない幅広い汎用性があります。
現在、最も使用されている書体の一つで、出版や広告の業界では必要不可欠な書体です。

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マックス・ミーディンガー(元営業の方)
https://en.wikipedia.org/wiki/Max_Miedinger
エドゥアルト・ホフマン(父親がフォントデザイナー)
https://multimediaman.blog/2013/05/11/eduard-hoffmann-1892-1980/

Helveticaの歴史

Helveticaのもともとの字形はライノタイプ自動鋳造植字機(じどうちゅうしょくき)向けでした。Helveticaは人気があり、長い年月の間に拡張され、ウェイトのバリエーションも増えましたが、ウェイト・バリエーション間で調和は取れていませんでした。1983年、ステンペル社はライノタイプ社向けにHelveticaをデジタル改刻したNeue Helveticaを制作し、フォントファミリーを拡張しました。現在は51種類のウェイトで構成されています。
現在、Neue Helveticaは、新たなスタンダードとなっています。時代を感じさせず、ニュートラルであらゆるコミュニケーションの場面に使えるNeue Helveticaは、まさにサンセリフ体の定番中の定番と言えます。

Helvetica(ヘルベチカ)の特徴

Helveticaの最大の特徴はわかりやすく、すべての人に対して読みやすく、シンプルな美しさを兼ね備えています。デザイン自体には癖もなく何にでも合わせることができます。このような特徴から、ロゴデザインに限らず、世界中の空港や駅にも数多く使用されています。

Helvetica(ヘルベチカ)【Linotype】

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広く使用されているサンセリフ欧文書体。ファミリー名は「Helvetica」。
エックスハイト(小文字のxの高さ)が高くカウンター(直線や曲線の字画に囲まれた内側の空間)が広く、「C」「S」などの字画が末端が水平なのが特徴です。文字間のスペースが狭いため効率よく文字組ができます。

Neue Helvetica(ノイエ・ヘルベチカ)【Linotype】

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Macのシステムフォントに採用されたこともある「Neue Helvetica」は、ライノタイプ社が1983年にデジタル・フォントとしてHelveticaをに改刻し、斜体や太さの違いなど51種類をファミリー化した書体。モノタイプ社とアドビシステムズ社から出ているものは,「Helvetica Neue(ヘルベチカ・ノイエ)」となります。

【Neue HelveticaとHelveticaのデザイン比較】

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Helvetica Now(ヘルベチカ・ナウ)【Monotype】

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スマートフォンなど小さい画面など使用環境に合わせて「Micro」「Display」「Text」の3種類が用意され、Microは4から7ポイントでも読みやすいように線の間の空間を大きくとり、カーニングも広めに設定してます。
Displayは、14ポイント以上での使用を想定してバランスが整えられています。Textは幅広く使えるようにデザインされ、視覚的な情報が多い状況で視認性を上げるために、スペースを多めに設けています。

【Helvetica NowとHelveticaのデザイン比較】

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Helvetica(ヘルベチカ)の類似・代替えフォント

Arial(アリアル)【Monotype】

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Helveticaと類似し文字幅はまったく同じですが,細部のデザインが異なります。デザインが異なる文字は,スプアと呼ばれる突起がない“G”、テールが長い“R”、テールがない“a”、入り抜きが傾斜した”t”などです。HelveticaインストールされていないWindowsシステムでは代用書体として重用されています。WindowsでHelveticaを指定するとArialで代用されることがあり、逆にプリンタにHelveticaが内蔵されている場合,Arial指定が印刷時にHelveticaに置き換わることもあるなど代替書体を利用時には注意が必要です。

【ArialとHelveticaのデザイン比較】

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Swiss 721【Bitstream】

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Neue Haas Grotesk(ノイエ・ハース・グロテスク)【Linotype】

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Helveticaは「Neue Haas Grotesk(ノイエ・ハース・グロテスク)」という名前で発売されていました。
ヨーロッパ・アメリカへの販促拡大を目的としてライノタイプ社が、ラテン語でスイスを意味する「Helvetica(ヘルベチカ)」という名前に改名し爆発的なヒットとなりました。
※Neue Haas Groteskは、新しいハース鋳造所のグロテスク・サン・セリフ体という意味です。

【Neue Haas GroteskとHelveticaのデザイン比較】

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Nimbus Sans(ニンバス・サンズ)【URW++】

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Open Sans ※Googleフォント

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Helvetica類似のGoogleフォントです。

Helvetica(ヘルベチカ)を使用した企業ロゴ(コーポレートタイプ)

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Helvetica(ヘルベチカ)は映画や漫画にもなっている

Helveticaは、長年人びとを魅了し続けている書体のひとつで、熱狂的なファンが多く、映画や漫画になるほど人気があります。

【映画】ヘルベチカ 

こちらのサイトでvimeoでダウンロードすることができます。価格は約1000円で非常に安いです。
ヘルベチカがどのように作られたか、そしてどういう意味を込めて作ったのかが描かれている

【漫画】となりのヘルベチカ マンガでわかる欧文フォントの世界

こちらも面白い著書で、ヘルベチカだけでなく世界中のフォントがキャラクターとなって登場する。
フォントをキャラクターとして記憶するのは覚えやすくてとてもいいアイデアだと思いました。

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