見出し画像

老子 第19章 素を見て樸を抱く

老子の教えから、今、私の見ているこの世界のことを捉え直していこうと思います。

本日は第19章🌟
素を見て樸を抱くについて書かれています。

聖を絶ち智を捨てれば、人々の利益は百倍になる。
仁を絶ち義を捨てれば、人々は孝慈に戻る。
巧を絶ち利を捨てれば、強盗はいなくなる。
この三者、説明が十分ではないので付け加えてみよう。
素を見て樸を抱き、私を少なくし欲を少なくすることだ。

聖 = 高い徳のことと思われます
孝慈 = 思いやりや慈しみのこと
巧 = 技巧、テクニックのこと
利 = 利益のこと

 
前章に続くメッセージですね💌
あー、まさに老子だなぁ、なんて思ってしまいます。



「素を見て樸を抱き」

素は、何も加わっていない、ありのままの状態。
私の印象では、魂などの混じりっけのないものの気がしています。

樸(あらき)は、切り出したままの木材のこと、つまりは純粋さを表す表現ですね。


前回の話に続きますが、
アナキンが目を覚ましたのも、ルークが父の真の姿を純粋な心で見ていたからではないかと勝手に思っています。


素晴らしいことはたくさんあるけれど、
純粋さは本当にパワフルだということ☯️


その通り、ですよね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?