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老子 第5章 自然の法則

老子の教えから、今、私の見ているこの世界のことを捉え直していこうと思います。

本日は第5章🌟
自然の法則について書いてあります。


自然というのは仁愛のないもので、万物を藁で作った犬の人形のように扱う。
聖人も同じく仁愛のないもので、人々を藁で作った犬の人形のように扱う。
天と地の間は、まるで*ふいごのようだ。
動けば動くほど、万物が生み出される。
多くを知れば、窮屈になる。中の空を守るのが好ましい。

*橐籥 =  ふいご(火おこしなどに使われる空気の流れを生み出す器具)のこと 



前回、愛があるー。なんて言ったのですが、ここで「仁ならず」!(笑)

「仁」というのは、思いやり、慈しみ、愛、慈悲などのこと。
そうかぁ、、、!
でも、こう捉えることができますね。


自然も聖人も、自然という法則に従ってのみ動く。

何かをしたから/何かをしなかったから、自然(聖人)が我々含む万物を区別(特別扱い)することはない。ということなのですかね。


究極的な愛のような気もしたり、しなかったり。。

老子の教えはシンプルで分かりやすくはあるけど、その真理を理解することは難しい。

ということで、頭や心をパンパンにさせることが得意な私は、空の状態を作ることを心がけようと思います☯️


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