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俳句津々浦々(49)

副会長夏井いつきのライフワークである「俳句の種蒔き」活動。その中で出合った俳句をご紹介します。


電卓を四千回も春隣

四千回ですよ、四千回。毎年、この時期になると確定申告がねえ、たいへんなんですよ。
e-Taxが簡単ですよとか、マイナポータルでどうぞ、とか国税局は盛んに言うんですが、そんなに上手くできないのよ。去年もやってみたけど、分からないとこだらけで、結局、窓口に、のこのこ出かける羽目に。それもギリギリ。
だから今年こそは、申告開始の初日に窓口に駆け込むぞ~と。思ってはいるんですが、なにしろ、四千回、四千回です。何回やっても、同じ数字にならないんだなあ。電卓壊れてるんちゃうか! って文句言ってみましたが、合わないんだなあ~。よし、絶対、「春隣」のうちに仕上げるぞう~。ってことで、4001回目、ガンバリま~す。♪春が来る前に♪~だあ~。

~2024年1月20日  夏井いつき 句会ライブin 長良川~(加根兼光:nhkk協賛サポーター)


nhkk事務局:
「俳句津々浦々」が、市井の俳句や、身近な場面が詩になっていく俳句の楽しさに触れ合うぺージになればと思っています。
17音で詠んで読む俳句は、気軽に取り組むことができる可能性に満ちた魅力的な教材(文芸)です。学校現場で俳句に取り組まれている先生方からの具体的なご報告もお待ちしています。

■日本俳句教育研究会(nhkk)
「俳句」を教材とした様々な教育の可能性を研究する日本俳句教育研究会は、「俳句」を教材に教育活動を展開しようとする教師や俳句愛好家の情報交換の場になりたいと活動する任意団体です。