オフライン講演会とオンライン講演会
昨日友人から、講演会の誘いを受けたんです。
話題のオンライン講演会です。
コロナとともに時代が動くのを感じました。
以前から一緒に講演会へ行くことはあったんだけど、オンライン講演会を一緒に見たのは昨日がはじめてのことでした。
オフライン講演会とオンライン講演会の対比を書きます。
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[主催者]
オフライン→オンライン
会場費がかからない。
様々な準備が軽減する。
チャット機能によりリアルタイムで観客の反応を見ることができる。観客数が数値化され、盛り上がりが浮き彫りになる。面白かった場合、観客は新たな友人を誘いやすい。つまらない時には、帰りやすい(切りやすい)。
[友人との待ち合わせ]
場所と時間→時間
アーカイブが残らないライブ中継の場合、
縛りは時間だけになる。交通費、移動時間がかからない。
[講演会場]
ホール→自宅の書斎
移動時間を他の事にあてることができる。
講演がスタートしてもながら聞きができる。
[登壇者]
ステージ→自宅の書斎
登壇者と観客の圧倒的な関係が崩壊し、
登壇者が観客に近くなる。登壇者が
マグカップでコーヒーを飲みながら
話しているところを見ると、
知り合いの話を聞いている感覚に近かった。
[観客の聞き方]
静かに聞く→話しながら聞く
隣の人とのおしゃべりは、
マナーとしてタブーとされていたことだが、
一緒に聴講している友人と活発に
意見交換をしながら聞くことができる。
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オンライン講演会が広がって、
今後一層、遠距離の友人との
関わりが増えるだろうなぁ。
例えばオフライン講演会だったら、
近場で友達探しますよね。
一人で行く場合を除いては。
でも、本当に一緒に行きたい人が
別の場所にいたりするじゃないですか。
しかもね、実際に会うわけじゃないから、
誘う時のハードルが下がるんですよね。
あの人の話聞いてみたい、
でもそこまでの仲じゃないからなー。
が無くなると思うんです。
そしてね、
オンライン講演会で僕が最もいいと思ったのは、参加型になった点なんです。オフライン講演会の時よりも、友人と活発に議論できるんですよね。関係あるところを抜粋して別軸で打ち合わせをしたりね。
場所が違う上に個人の端末でのやり取りだから、主催者に迷惑をかけずに堂々と議論できるというのがすごくよかったです。
ただね、やっぱりオフライン講演会は無くならないだろうなぁ。
お金払ってチケット買って、交通費をかけて移動して、おまけに往復の移動時間もかかるってもったいないですよね。
でもこのストレスがすごく魅力的です。
これが登壇者の使命感を増幅させ、
より良いイベントにしますし、
加えて聴講者の吸収率をあげるんですよ。
人はストレスを必ず回収しようとするので。
あとね、例えば会場の1000人の観客が、一堂に会すのと、ただ単に1000人と数値化されるのとでは、緊張感が違います。格式高いステージ上で緊張を楽しんでる登壇者って勢いあって色っぽいですよね。なんかかっこいい。
1000人の前の声量とパソコンの前の声量は
圧倒的に違いますし、迫力と緊張感は、
オフライン講演会に敵わないなぁ。
人との出会いもあるしね。
オフライン講演会とオンライン講演会。
オンオフの切り替えで、
それぞれ提供できる価値が違うから、
生き続けるイベントだろうな。