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えんた
2020年4月13日 11:21
父は読書が苦手である。 活字を追うのは、まどろっこしいらしい。疲れるらしい。そしてつまらないらしい。 これはあくまで本の中身ではなく体験として。 そんな父だが、ときどき本を読むことがある。 この瞬間、僕の興味はどんなものよりも父に向くのだが、 本を読んだかとおもうと、すぐにテーブルに置き眠りにつくことが大半である。 距離にして、おそらく2.3行。