鮭のホイル焼き
一人暮らしをしていると、どうしてもバランスの悪い食生活を送ってしまいます。これは栄養に限った話ではなく、食材にも言えることです。
僕は、唐突にキノコを食べたくなりました。原因は下宿先に来て一度も食べていないこと。コリッともシャキッとも言えないあの独特の食感に加えてあの風味。特別好きな食材ではないにもかかわらず恋しくなるのは、料理のバラエティが少ない自炊一人暮らし大学生の性なのかもしれません。
さてさてしかし、僕はキノコ料理等身に覚えがありませんでした。実家で出てくるといえば、何か料理の具やその他もろもろの副菜でしたから、今回は料理の具材として楽しませてもらうことにしました。
ということで今回僕は鮭のホイル焼きを作りました。魚もなかなか手に取れない食材なので、今晩は色々と都合がいい夕食になりました。
さて、食材は「鮭の切り身、エノキ、玉ねぎ、キャベツ、人参、味噌、マヨネーズ、ブラペ」です。
エノキは石づきを落としてバラしておき、玉ねぎと人参は薄くスライス、キャベツは千切りにして、味噌とマヨネーズを小さじ1:1くらいで混ぜておきます。
ホイルの上に玉ねぎ、キャベツ、鮭の切り身の順で置き、鮭には先程の味噌マヨを塗りたくっておきます。鮭の周りにエノキと人参を並べると、ホイルを閉じてトースターで10分火を入れます。
と、ここで問題が発生しました。トースターが熱くなりすぎて途中で止まってしまったのです。そこでフライパンにスイッチ。ホイルを丸ごとフライパンに乗せて蓋をし、中火にかけます。この策が案外ハマりまして、結果大成功。いざ実食です。
味噌マヨの味がホイル内の食材の全てに浸透していて、本当に美味しかったです。メインの鮭もしっとりと柔らかく、焼き鮭とは全く違う美味しさで頬が落ちそうになりました。楽しみにしていたエノキと人参は若干火が通りきっていなかったので、次作る時は醤油でもかけて先にレンチンでもしとくといいかもですね。
ホイル焼きを開ける時って、クリスマスプレゼントの開封みたいでテンションも上がりますから、余計に満足感が得られていいですよね。いやしかし大満足の晩餐でした。
ごちそうさまでした。鮭のホイル焼き、また作るからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?