10年ほど使っていたノートパソコン(ThinkPad X220)が動かなくなりつつある件について

こんにちは。

今月に入って、10年ほど使っていたノートパソコンが不調となり、使うことを控えています。「パソコンを10年も使う?」と言われそうですけれど、実際に使っていました。

使っていたのは、LenovoのThinkPad X220という機種です。ThinkPadの特徴であった、7列配列のキーボードを採用していた最後の機種です。

カテゴリーとしては、B5サイズのノートパソコンとなります。程々の大きさで、60cm角のこたつ机で使うにはちょうどよい大きさでした。それでいて、キーボードの使い心地はデスクトップパソコン用のキーボードとそう差はなく(個人的な感覚です)、文章入力はとても快適なノートパソコンでした。

他の配列のキーボードにはなかなか馴染めず、X220はWindows 10を正式にはサポートしていないにも関わらず、Windows 10にアップグレードして延命を図り(プリインストールされていたWindows 7からアップグレードしました)、今月始めころまで使い続けてきました。

あと少しで満10年を迎えるというところで、残念ながら電源周りが故障してしまったようで、断続的に警告音がなるようになり、その後、電源断の状態から電源を入れると、バッテリー電圧が致命的なまでに低いという警告を出して、起動しなくなってしまいました。

X220は、私が10年前に一人暮らしを始める際に用意したノートパソコンでした。最初はデスクトップパソコンを用意する気にはなれず、コンパクトなノートパソコンで当面はしのぎたいと思って買ったのが、X220でした。それが、10年も使うことになろうとは思っていなかったですね。

物は物であり、必要に応じて手にする、また不要となったら手放す。自分が使っている間は大事にしつつも、物そのものに過度な思い入れはしないように心がけているつもりですが、自ら「つもり」というくらいですから、割り切れていない気がします。

電源を入れれば、あとしばらくは動く可能性はありそうですけれど、完全に動かなくなるのは時間の問題のように思えています。それに、電源周りの故障となれば、事故になる可能性も考えなければなりません。

私のX220は、終わりの時が来たのだろうと感じています。

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