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#25:夫婦の悩みと折り合い

こんにちは。私たち夫婦は昔、私が家を出る大喧嘩をして以来、少しずつ歩みよるということを重ねていくようになりました。そのことを思い出したので、ふと目に留まった『夫婦の悩みランキング』をきっかけに、夫婦の折り合いについて振り返ってみたいと思います。


今回、目にした記事の「夫婦の悩みランキング」の一位は、「家事の分担」でした。かつては私たち夫婦も、家事のことで揉めたことがありました。私の性格も細かすぎるこだわりがあり、それ故に手を抜くことができないので、途中半ばで放り出してしまう。完璧主義で細かなところまで気にしてしまう。その結果、途中で疲れてしまって結局は全部を終わらせることができなくなるという状況に陥ってしまうということがよくあって結局、片付けきれなくて…。その繰り返しがありました。

前回の記事に書いた、主人の家族との同居時代はそういった問題はありませんでしたが、その後、義実家から独立して私たち家族だけの生活を始めました。すると、私の細かな部分が表面化しやすくなりました。まだ三人目が産まれていない頃は、子育てと家事の両立が上手くいかず、片付けがおろそかになっていました。
主人は、
「あなたが家事をすることが大変なら、食洗器や乾燥機といった物を上手に使ってイライラを軽減したらどう?」
とよく提案してくれたものでした。
しかし私は、
「洗濯に乾燥機を当たり前にして電気代はどうだろう?」とか「食洗器で洗って洗剤残留はどうだろうか?それにお皿がキレイに洗えるだろうか?油は取れるだろうか?」などいろいろ考え込んでしまいました。

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多くの家庭では、お母さんが忙しくなりがだと思います。少しでも自分の時間が欲しい、家事や育児、教育のことで夫婦で言い争いたくない、と悩みは尽きない日々だと思います。
ここで思い浮かんだのは、「そもそも男性と女性は構造が全く違う。本能も違えば性質、特徴が異なる。」ということでした。その男性と女性が夫婦として調和していくためには、凹凸のように補い合うしかないと私は考えていました。

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ある記事で目にした内容では、男女の身体の違いを形成する過程で、妊娠6~24週目にかけて女性の胎内でテストステロンが大量に分泌される時期があるそうです。この時期にテストステロンのシャワーを大量に浴びた胎児は女性的な特徴を失い、男性になるとされています。

また、胎内で浴びた男性ホルモンの量によって指の長さに変化が起こるともいわれています。具体的には、人差し指と薬指を比べて、男性は薬指の方が長く、女性はほぼ同じ長さである傾向にあることが多くの研究によって判明しているそうです。私はというと、薬指の方が8ミリ程度長いので、だから男っぽいところがあるのかなと変に納得しました(笑)。

また、少し余談ですが、ひと昔前には「話を聞かない男、地図が読めない女」という本がベストセラーになりました。友人が面白がって診断してくれたところ、私は男性脳でした。その本によると、男性と女性が衝突するのは太古から原因があるとのことでした。

これらの思い出を振り返ってみて、男性と女性では身体の構造上から現れてくる特徴の違いがあり、男女という二つの枠組みだけで考えてみても、お互いの特性を知り、お互いを理解するためには歩み寄ることが不可欠だと改めて感じます。そして、多様性がより大切にされている今の時代では、相手を理解することがさらに複雑化しているともいえます。だからこそ、お互いが気を配り、譲り合いながらうまくやっていくことの重要さを実感します。

さらに心に留めておきたいのは、○○○診断のようなタイプ分けは、自分の特徴を知るのに役立ちますが、それで他人を判断することがないようにしたいということです。診断結果を楽しみながらも、あくまで一つの参考として受け止めて、自分や他の人の個性を尊重することが大切で、だからこそ、それぞれ違うことを面白いと考えて、柔軟性をもって楽しむことに繋げらるのだと思います。

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パートナーと自分は個体が違うから面白いし、違うからこそ考えを掛け合わせたらどんな智慧が産まれるか?など、柔軟に考え楽しむ方がより耀く二人の未来が描けるのではないのかなと思います。

夫婦の悩みランキングをきっかけに、夫婦の歴史を振り返ってみると、その時よりも気づけることが増えていて、そこからまた新しい変化を生むためのヒントも詰まっているように感じました。これからもお互いを大切に気を配り合いながら、良い未来を描いていければと思います。今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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