よく耳にする「API」ってなに? - 市場価値を高めるための新人向けオリエンテーション第3回 -
WEB業界にいるとよくAPIというKWを耳することがあると思います。
なんとなく知っているけど。。
という程度の理解の人も実は多いのではないかなと思いますが今回は「API」についてです。
私自身1年ほどエンジニアをしていた経験もあるため、APIを利用した開発などはしたこともありますし、どちらかというとエンジニアさん同士の会話などで登場することのほうが多いかなというイメージです。
ざっとこのような目次で進めていきます。
APIとは
APIを使うことのメリット
APIを使っている実例紹介
APIとは
APIとは、「Application Programming Interface」の略です。
Interfaceは、何かをつなぐ間にあるものという意味です。
Programmingはそのままの意味ですね。
プログラムで何かと何かをつなぐものという意味になります。
APIは、主に外部に向けてプログラムによる問い合わせの窓口を設けることです。
APIを使えば、独自のデータやコンテンツなどを公開して外部の人が利用したいときに利用できるようにすることが可能になります。
APIを利用することのメリット
APIを利用する側から見ていくつかのメリットがあります。
コスト削減
一言でいうと開発コストの削減が可能になります。
通常であれば、機能を実現するためにエンジニアさんが1から開発をする必要がありますが、APIで組み込むことができるプログラムが既にある場合そのプログラムとAPI連携をすることで、開発コストの削減をすることができます。
例えば、膨大で複雑な計算処理を行うプログラムが必要な場合、普通はエンジニアさんはその計算プログラムを1から作成します。
しかし、既にその計算プログラムを作成して、誰でも使って良いよー、API公開しているよーというプログラムが存在している場合、このエンジニアさんは1からプログラムを作ることなく、API(窓口)からそのプログラムの機能を借りて使うことができるという訳です。
データの更新などを手間なく行える
更新の必要なデータの取得と更新もAPIを利用することで自動で手間なく行うことが可能です。
例えば、為替データを蓄積してそれを使った何かコンテンツを提供しているサービスの場合、為替データの更新が必要になりますよね。
ここで為替データをAPIで提供してるサービスがあれば、いちいち担当者が日々更新される為替データを手動で更新する必要がなくなります。
どのように為替データをAPIで取得するのかというと、
「*年**月**日のドル円の平均値をください」
という依頼をAPIに渡します。
すると、
「112円だよ」
とAPIが返事を返してくれるイメージです。
このように、APIを利用することで主に、工数を削減して効率化を図ることができます。便利ですね。
APIを紹介
Twitter API
Twitter APIでできることは例えば、
特定のハッシュタグがついているツイートの取得
ツイッターでの検索結果の取得
具体的このAPIを使っているサービスは、
yahooリアルタイム検索
などがあります。
Google YouTube Data API
twitterAPIと似ていますが、
youtubeを検索して動画やチャンネル情報などの取得
このAPIを利用すれば、自分の好きなジャンルのyoutubeジャンルだけを表示する自分専用youtubeみたいなものが作れちゃいますね。
ぜひこんなことできないかな?というときは、検索してみると意外とAPIでぱっと解決できることがあるので調べてみてください。