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れすゼミ9時間目_R!家賃(後編)
こんにちは!
今回れすゼミ9時間目FLAROのR(家賃)後編です。
前編はこちらからご覧ください。
前編では今までのFLAROについて、コロナ前の現状についてお話をしました。
後編はお店を使っていない時間の有効活用などについてお話をしていきますので、一緒に学んでいきましょう!
売上を分解してみる
以前のれすゼミでもお話しをしましたが、店内での売上だけではなくシェア売上を上げることが大事です。
そのためにはワークスペース、レシピ、シェアキッチンなど商品・物件・人などの持っているリソースを最大限活用することが重要というお話をしました。
今後は考え方を変えていくことが大事です。
これからは飲食店の経営において、売上の最大化を考えるのではなく、この物件でキャッシュを生み出すにはどうすれば良いかということを考える必要があります。
この物件で出来ることがたくさんあるということに気づき、それを使って自分たちの目指したいことを達成し、かつそこからcashを生み出すことが重要です。
使っていない時間に何ができるか
まずは使っていない時間に何ができるか、お店以外で何が売れるのか考えてみましょう。
ランチとディナータイム以外お店を使っていない飲食店も多いので、それ以外の時間をどう使うか考えてみます。
例えば午前中はワークスペースに使ったり、ランチとディナーの間はシェアキッチンとしても使えます。
夜はホテルとして活用できるかもしれません。
お店を使っていない時間にも常に家賃は発生しているにも関わらず、使っていない時間の方が多いのが現状です。
お店を使えるチャンスが色々あるので、世の中のサービスに敏感になりそれを取り入れることで、お店を使っていない時間を有効活用していくことが必要になってきます。
お客様が来なくても儲かる仕組み
お客様が来なくても儲かる仕組みに関して考えてみましょう。
今はコロナ禍でお客様がお店に来れない状況なので、営業時間に加えてテイクアウトやデリバリーを行っている飲食店も多いと思います。
他にもECサイトで(インターネット上で)お店を作りお店のグッズを売る。
それを更にSNSで発信してファンを獲得していくなど方法は沢山あります。
家賃が発生している現状を踏まえた上で、インターネットも使って出来ることを工夫していかないと飲食業界で生き残っていくのは難しいかもしれません。
まとめ
今日のまとめです。
(1)使ってない時間に何が出来るか
上記をすることで経営的にはメリットがあるが現場の人にはメリットを感じてもらいにくいため、従業員にもコスト構造を理解してもらい危機感を持った上で、お店を使っていない時間を有効活用することがいかに重要なのかということを啓蒙していく必要がある。
(2)お店にお客さん来なくても儲かる仕組みを作る
インターネットを活用しWEBサイトやECサイトを作り、売れるものは売っていく。
(3)リソースをシェアしてcashを生み出す
シェフにレシピを作ってもらいそれをSNSで発信しイベントを開く、キッチンを使っていない時間はシェアキッチンとして貸し出すなど、今あるリソースを最大限活用してcashを生み出す。
家賃(固定費)をコアタイム以外で回収すれば限界利益=最終利益となります。
*限界利益=売上から変動費(FLコスト)を差し引いたもの。
通常は限界利益からさらに家賃(固定費)を差し引いたものが最終利益となりますが、家賃をシェアキッチンやECサイトの収益で全て回収できれば、限界利益がそのまま最終利益としてcashで残るというモデルを作ることができます。
そうなるためにはどうするべきかという問いを立てて実践していくことが大切です!
前編・後編に渡ってお話ししてきたFLAROのR(家賃)いかがでしたでしょうか?次回はO(経費)についてです。
経費は水道光熱費、システム費、カード手数料などたくさんあります。
全体の中で10〜12%占めているのではないでしょうか?
少しでもコストを抑えるためにはどうするのか、という話をしたいと思います!
■9時間目 配信URL(YouTube)
■9時間目 資料(Speaker Deck)