進歩を自分で認識する
生徒さんが、ご自分の進歩をご自身でしっかり認識できた瞬間、
「あ!ほんとだ!」というあの瞬間が、大好きです。
語学って地道に続けていくもので、一日や1ヶ月そこらで満足するレベルになるわけではないですよね。
あゆみを止めることなく、積み重ねてじわじわと力がついてくるもの。
続けてこそ成果が出るもの。
日本語で毎日を暮らしていて、英語を使うチャンスが日常に転がっていないと、自分の英語が上達しているかどうか確かめる機会はありません。
見える化しにくいし、個人の感じ方にとても左右されるので、
果たして自分は上達しているんだろうか?と迷い疑ってしまう。
でもひょんなことから、あるとき自分の成長を絶対的に実感するときがやってきます。
以前なら身構えていたのに、以前なら汗かきながら一苦労していたのに、以前なら素通りしたのに、以前なら無視したのに、以前なら挑戦さえしなかったのに… あれ?自然に体が動いて、できてたー!というハプニングが起こるんです♡
今日の生徒さんが、その体験をシェアしてくださいました。
レッスンを始めた2019年2月当初は、英語に興味や憧れがあったものの、
抵抗しながら学んでいたので、
\\私に英語で話しかけないでオーラ//を放っていたそうです。
そんなことが懐かしく思えるくらい、彼女は今や、英語で会話しようと積極的に耳を傾けるような前傾姿勢。
土台から変わるなんて、大逆転!の勝利です。
大袈裟に言えば天と地が入れ替わるような進歩です。
成長や上達を見える化できないため、落ち込んだり焦ったりして途中で学習をストップしてしまう選択肢もありますが、
その落胆や焦りに屈せず、工夫してやり過ごし、学び続けるという選択すると、思わぬギフトのような瞬間に出逢えます。
外側からの評価ではなく、
ご本人が「ほんとだ!できてた!成長してた!」と、確かにそうだと認識できたとき、
ご自身の成果として、胸の中にしっかりと花が開きます。
とても美しい瞬間です。
そんな美しい瞬間に立ち会って、成果をシェアしてもらえることが、なにより嬉しく、尊いな…と思います。