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私流「コミュ力」考察
今回は、人間関係に於いての「勘違いコミュニケーションあるある」に付いてお伝えしています。
私達人間は「自分と同じ様に相手も考えている」とか、「相手も自分と同じ考えでいるのが当たり前」という様な感覚を、"無意識に持つという悪癖"を持っているという事を、改めてお伝えしています。
そういう「相手も自分と同じ感覚でいるという思い込み」もそうなのですが、その他に「自分の中に無いものは、相手の中に見ない」という事も私達には有ります。
それは例えば「自分の中に虚偽や嘘が多い人」や、「他者から何かを盗む」という様な生き方をされておられる方達は、無意識に「相手もそうだろう」と思い込んで、誠実な人達を信じられないとか、
逆に自分に嘘が無く、人を騙したりしない人は、「相手もそうだろう」と疑いもしない為に、ズルい人や悪い人に騙されてしまったりという様な事です。
そしてこの様な「お互いの無意識の思い込み」が、人間関係で"色々様々な悲喜劇を引き起こす原因"なのだと私は思っています。
これは私の目ですが、未熟な人達ほど「自分は分かっている」という根拠の無い自信を持っている事が多く、
反対に成熟した方々というのは、常に謙虚に「こういう事を考慮しながらコミュニケーションを図っている」という事を思います。
成熟した人達はそういう事に気付いていますが、未熟な方々というのは「"自称"自分は分かっている」から、そういう事には気付けないのではないでしょうかという事を思います。
でも人間という生きものは「成長する様に生まれついている動物」なので、いつまでも甘ったれて未熟なままでいるという事は、決して幸せな人生にはならないだろうという事を、私は自分にも他者にもシビアに思う一人でしょうか。
今回の記事が、どなたかの何かの参考になれば幸いです。