年齢に関わらず「人を魅力的にするもの」考察
今回は、年齢を重ねても「魅力を失わない人」に付いて考察してみました。
この世の中には「素敵に年を取って行ける方」と「年と共に魅力が削がれて行ってしまう人」がいる様に感じますが、
その違いは何処から来るのかなという事を、今回改めて自分にも考えてみました。
この世というのは「肉体の若さのみに重きが置かれる様な風潮」というものがありますし、誰だって本音は「年を取りたくない」と感じていると思いますが、
反対から観れば、それは「年を取り、自然の摂理から容貌が衰えて美しくなくなって行く自分=魅力的でなくなって行く自分」への怖れから来ているのではないでしょうか。
正直そうしたものは「私自身も今の自分に感じている」というのが正直な所でもあり、悲しいかな、それは「シビアな現実」でもあり、
そして今はそういう事実を、非常に素直にクールに受け止められる様になった自分でもありますが、
反面、自分が実際に年を取ってから感じられる事として、そうした時期を迎えたからこそ、逆に「人間の本質」というものを、自他共により深く感じる事が出来る様にもなるという事を思います。
若さを失った後に残るのは「年齢を重ねても、人としての魅力を失わない人なのかどうか」かもしれないなぁと私は思います。
ちなみにそういう「年を取っても、人を魅了してしまう方達」には、例外なく「純粋さと情熱を失わない心の若さ」というものがあり、
又、長い人生の中で、そうした心から培われた「真の知性=慈愛・慈悲」というものが、共通点としてある様に私は若い頃から思って来た一人ですが、
「今の私は、果たしてそうなれているだろうか?」と、今回はそんな事を自分に思いながら、この記事を書かせて頂いた次第です。