人間関係あるある「行き違いや誤解が生まれるカラクリ」
今回は「苦しい人間関係」や「悲しい人間関係」に悩む方達へのメッセージをお届けしています。
どの様な人間関係であっても、フェアな関係でなければ、どちらかが、或いは両方が疲れてしまって、その人間関係は長続きはしないものです。
ちなみに私達が人間関係で苦しく感じてしまう・悲しく感じてしまう時というのは、「相手をコントロールしたい」というエゴな気持ちが何処かにある時にも生じて参りますが、
その他に「自分が相手を思い遣る気持ちが、相手に伝わらずに誤解されてしまう」と感じてしまう時もそうですし、
「相手を思い遣るがあまりに、自分らしくいられなくなる」という事から生じてしまうというケースも、又大変多いのではないでしょうか。
特に大人になると、相手の社会的立場を考える事が必要になる場合も生じて来たりする分、思い遣りの形が非常に複雑なものになってしまうというケースもありますし、
そうした所から、お互いが非常に苦しく悲しい「思わぬ行き違いや誤解が生まれてしまう」という事も、多々ある事だと私は思います。
私は昔から「人間とは、何て哀しい生きものなのだろう!」と感じる事が多いのですが、
それはどの様な関係であれ「お互い相手の事を思い遣っているにも関わらず、悲劇が生まれてしまう」という人間ドラマを、沢山の方達に観て来たからなのです。
そしてその様な悲劇を生む原因の一つに「自分の価値観からの憶測から、相手の真意を妄想してしまう」という悪癖がある様に思います。
そうした悪癖で悶々と悩んだ所で、何の解決方法にもならないのですが。
けれど多くの方達は、何故かこの一番の解決法である「相手と直接ディスカッションする」という事を避けたがるという悪癖もあり、
そうして今日も多くの方達が、「解消したい苦しく悲しい人間関係」から解放される事が出来ずにいる様でございます。