自己卑下・自己憐憫の人があまりモテない理由
今回の記事は、読まれる方によってはとてもシビアな内容になっていると思います。
ですが、こういう自分の"不運や不幸を感じてしまう思考癖"という事に自覚がないまま生きてしまうと、
表面上何をどうしたとしても、根本原因に辿り着けていないのですから、
結局同じネガティブパターンというものが、その方の人生に繰り返されてしまうのだと私は思っています。
過去に傷付いたインナーチャイルドというものに、気付くのは早い方が本当は傷は浅くて済むのですが、
人というのはそうした痛みに触れる恐怖から逃れる様に、見ないで良い様に、自ら目を閉じて感覚を鈍らせる事で見て見ぬ振りをしたり、
或いは完全に自分の心の奥底に、固い蓋をして閉じ込めてしまうのだと思います。
ですが、そうした所で自分の中の「深く傷付いているにも関わらず、無視され続けているインナーチャイルド」という存在が消える訳ではなく、
むしろ、そうして気付く時間を先延ばしにすればするほど、原因に辿り着けていない自分が起こす行為によって、
更に人生の中で感じる苦しみや悲しみが増して行ってしまうという様な事に必然的になって行くと私は思います。
真の原因に気付いていなければ「何故私の人生はいつもこうなってしまうのか!」とか「どうせ私なんか!」という様に感じる事が、自動的に増えてしまいますので、
終いには、そこから生まれる怒りや恨みや憎しみや悲しみというものが他者に責任転嫁されて、そうして自分を被害者にして憐れむ事で、自分で自分を貶めて行くのですから、
やはり「自分を幸せにする為に、早く気付くに越した事はない」と私は思っております。