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薄っぺらく理屈っぽく頭で考えて受け取っている時は本物の感動ではない


今回は、思考する生きものである私達が陥りやすい勘違いに付いてお伝えしています。

近代文明に生きる多くの方達が、自然というものから遠ざかってしまった分に比例して、思考優先の生活を送っておられている様に私には見えます。

私達に元々備わっている「感覚」というものが非常に鈍くなっていて、「頭でっかちな人間」がとても増えているという事を私は感じます。

こういう方達は、何でも頭で分析する事を好み、アートに付いても愛に付いても「理屈っぽく語る」という事を好み、あたかも何かを理解した様に見せる事がとても得意です。

でもそうした賢さには、何処か「何かを計算した様な小賢しさ」という薄っぺらいものを私は感じてしまう為なのでしょう、

知ってか知らずか、そうしたものを含んだ彼らの言動に、私は感動する事は今までも、そしてこれからも無い一人だと思います。

例え拙くても不器用でも、嘘の付けない心という「正直な感覚から生まれたもの」にしか、私は感動を覚えない人間の一人です。


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