まっさん

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もしかしたら魔法があるかもしれない世界

今年で小学生向けの夏休み特別授業『サマースクール』に参加して11年になります。 僕たち『一般社団法人まじっく缶』は、その中でマジック教室を開催してきました。 一夏で最大9校11講座を受け持ち、そのすべてが定員を大幅に超える応募をいただいております。 そんな僕ですが、実は種明かし否定派だったりします。 そんな僕がなぜマジックの種をおしえるマジック講師をやっているかを説明するには、なぜ種明かしを嫌っているのかを説明しなければなりません。 僕の見解なのですが、マジックはクイ

    • 器用じゃなきゃマジックってできないの?

      マジック教室をやると決まってこう言われます。 「自分不器用ですから、マジックできるようになるか心配です」 まるで往年の映画俳優さんが大量増殖しているかのようです。 心配になる気持ちはよくわかります。 小学生も習得できる内容なので大丈夫ですよ〜、 と言ってもなかなか信じてくれません。 そこで、かつて僕が僕の人生で一番不器用な状態で行ったパフォーマンスを紹介します! 今から10年ほど前、僕は利き手である右手首の軟骨を損傷しました。 医者からは完全安静をいい渡され、毎日病院に

      • マジシャン人生最大の失敗

        マジックを続けていると、よく聞かれる事があります。 「マジックって失敗するの?」 そりゃ失敗します。 でも、失敗したように見せないように、いくつも予防策を用意しております。 そんな失敗談の中でも、今まで誰にも語ってこなかったとびっきりのヤツをご紹介。 まだ駆け出しマジシャンだった頃、子供会のクリスマス会に呼ばれました。 家から徒歩3分。 と言うか、家から頑張れば見える距離。 お客様のほとんどが未就学児とそのお母さん。 子供達の出し物の後に僕がマジックをする流れでした。

        • 高齢者施設での一幕

          マジシャンは人を驚かせる職業です。 でもマジシャンを続けていると、こちらが驚かされることも度々あったりします。 今回お話しするのは、僕がまだ駆け出しのマジシャンだった頃のお話です。 春も中盤に近づいてきた頃、僕は初めて高齢者施設でのマジックショーに挑みました。 当時大人数にお見せするステージマジックが苦手だったので、得意の至近距離・少人数に特化したテーブルマジックショーを行いました。 テーブルマジックはお客様との距離が近い分、コミュニケーションが重要となります。 いつもの

        もしかしたら魔法があるかもしれない世界

          人生を変えた1曲

          僕は30年来の永井真理子さんファンです。 なぜ彼女のファンになったのかを説明するには、小学生時代までさかのぼる。 小学校低学年から中学年にかけて、ある音楽教室に通っていた。 エレクトーンを主体に、いろいろな楽器を演奏するコースに所属していた。 コースは女の子ばかりで、男の子は僕1人である。 僕はこの音楽教室が嫌いだった。 が、親にも先生にも辞めたいと言えないまま、ずるずると通うことになる。 誇張でもなんでもなく嗚咽を漏らしながら、時に泣き叫びながら練習した。 僕にとって

          人生を変えた1曲

          マジックに歴史あり

          「片倉会ってのがあってよう」 師匠・佐藤喜義から漏れ聞いていたマジシャン【片倉雄一】氏。 師匠を通して氏のマジックや功績を習った。 片倉氏の作品【THE DAKKAN】は師匠から習った2つ目のカードマジックであり、いまだに僕のレパートリーに入っている。 いまだに思う、昨日今日マジックを始めた素人に教えるマジックじゃないな、と。 ↓THE DAKKANの動画(ハンドリングアレンジ佐藤喜義・まっさん、パフォーマンスまっさん) 師匠から漏れ聞いた片倉氏について ・片倉雄一とい

          マジックに歴史あり

          はじめまして!

          はじめまして! マジシャンのまっさんと申します。 普段は都内を中心にパフォーマンスをしたり、小学校でマジックを教えたりしております。 得意なのはコインマジックですが、一般のお客様の前ではあまり演じません。 ハンドケアに命を懸けていて、ハンドクリームは常に数種類常備、手袋をつけて寝てます。 ポメラニアンのポメ子さん(仮名)と、セキセイインコのヨルダ君(本名)と同棲中。 ハンドメイドも好きで、マジック道具だけでなくアクセサリーなんかも作ってます。 どうぞよろしくお願

          はじめまして!