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乾燥ビバリウムの作成と導入生体の検討

2023年の5月に祖父からいただいたサボテンを持て余していたので、乾燥系のビバリウムに組み込んでしまおうと考えました(飛躍)。
その制作過程などメモしておきます。


使ったケージ

GEXの「エキゾテラ グラステラリウム9045」を使用しました。

制作過程

①土台作り

発泡スチロールでバックボードの土台作り。

右側の発泡スチロール地帯の裏側にはペットボトルで作った簡易濾過槽と、ポンプを仕込んでいます。

右側は水場で、ダイソーのジョイントマットをシリコンコーキングで貼り付けて区切って乾燥地帯には流れないようにしています。
ここの水漏れチェックはかなり慎重に行いました。少しでも漏れれば、都度シリコンで埋めてを繰り返してます。

②インスタントセメントを打つ

発泡スチロール部分をインスタントセメントで舗装

発泡スチロールにインスタントセメントを塗り付けていきます。
カッターナイフである程度表面をざらつかせると塗りやすいのですが、それでもポタポタ落ちるので様子を見ながら少しずつ施工していきます。
これだけでも随分と「それっぽく」なります。

③低床やオブジェクトの配置、微調整

全体を意識しながら配置していきます。

バックボードにはインスタントセメントと砕いた赤玉土(A)を混ぜたものをハケで塗り、固まる前に(A)を撒いて化粧してます。

オブジェクトとして木化石、サボテン、ロックシェルターを置きました。
ここで整えて、最上層の低床を敷いたときのイメージを膨らませます。

④バスキングライトの点灯、微調整

ライトを点けると、気になる部分も影で隠れていい感じです。

爬虫類用のバスキングライトを点灯し、光の部分と影の部分を確認し、オブジェクトの配置を微調整します。
想定外の部分が影になったりしてサボテンに日が当たらない場面もあったため調整しています。

あとはこのタイミングで最上層の低床を敷きました。思ったより量が多くて分厚くなってしまいましたが・・・。
低床の構成としては下から順に「鉢底石、赤玉土、多肉植物用の土」と以下の商品になります。

⑤紫外線ライトの配置と、植栽

これでいったん完成です。

紫外線ライトも追加しました。

また、ダイソーに売っているエアプランツを適当に配置してます。水場も、生体が入っても登って戻れるように木化石を置きました。

メンテナンス

まだ生体は入れてないのですが、メンテナンスはしています。
とりあえず、サボテンが根を張るまでは生体は入れずに「サボテラリウム」として維持していこうと思っています。

とはいっても頻繁に水を上げる必要はなく、週に一回程度、洗浄ビンでサボテンとエアプランツに給水する程度です。あとは水場の水位が減ってきたら足す程度でそこまで手はかかってません。
生体が入ったとしても、軽微なメンテナンスで維持できるように考えています。

生体の検討

「このビバリウムに何を入れよう?」と考えているときが一番楽しかったりします。ただ、焦って入れると崩壊を招きかねないのでじっくり検討してます。

候補:
・ストケスイワトカゲ
 →今のところの第一候補。オーストラリアの生体はまだいないので。「サボテンってアメリカの植物だよな・・」というのは置いといて。
・アルマジロトカゲ
 →男の子なら絶対好きなフォルムをしています。いかんせん高額なのでブリーダーイベントで安めに手に入らないかなと考えてます。
・ヒナタヨロイトカゲ
 →近年少し高くなりつつありますが、それでも上記の生体より0が1つ少ない感じ。1/12のアクバスで見かけたWCの生体がなかなかかっこよかったです。

以上です。

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