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猫型ロボット55號の日記◉12月「師も走る」

新品のときと気持ちは変わらないけれど、ボディの部品にそろそろガタがきている『猫型ロボット55號』(人間の年齢で55才)。そんな彼(もしかして彼女かもしれない)のすこし切なくて、すこし前向きになれる独り言。

12月・師も走る

早いもので気がつくともう12月。師走です。
「師が走る」と書いて師走(しわす)。
師走の「師」って誰?お坊さん?御師?先生・師匠?
言葉の語源には諸説あるらしいですが、なんとなく「目上の方・自分より偉い人」と思って使ってきました。
社会人目線で言うと上司やそれこそ社長ですね。
年末はみんな挨拶回りなんかでバタバタしますから、まさに「師も走る」と言うにはぴったりですね。

しかし自分もそれなりに歳を重ねてきた今、いつの間にかそんな「師」の立場になっている事に気づきます。
12月になって仕事の年末進行に追われ右往左往していると、
知らないうちにかつての「師」からバトンを渡され「さあ後は頼んだよ!しっかり走ってよ」と言われた気分です。

少しガタのきた身体に鞭を打って、さあもうひと頑張り。
12月、この師走を乗り切れば「明るい新年」が…
やって来ると良いな~。
そんなことを思いながら今日も走るのです。

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