見出し画像

編集人の京都の朝をぶらぶら◉嗚呼京都冬景色 【二条城•神泉苑 編】

この連載がはじまってほぼ一年。京都の、桜、新緑、紅葉、初日の出もご紹介してきたわけですが、雪の京都もご紹介したいな〜と思っていたら、朝、部屋のカーテンを開けると雪景色! 昨年の12月からは冬らしい気候が続いていましたが、雪となると話は別。降雪らしき予報を天気予報士さんが何度か言ってましたが、ほとんど"ふるふる詐欺"(笑)だったので、待望の雪になりました。とはいえ、大雪でお困りの方々も多いと思いますので、あまりはしゃがず、写真メインでお伝えします。

ご紹介するのは、この連載でお馴染みの二条城。 

まずは、徳川秀忠から家光の時代に拡張した寛永期の外堀南西櫓から。

漆喰と外堀を囲む雪の白が相まって美しい…。2枚目の写真は、拡張工事の際に内堀と外堀に必要とされた貯水地跡の石垣から眺めた南西櫓。ふだんも絶景なのに、より特別な景色を眺めることができました。  

次に、家康時代の慶長期の東南櫓と大手門へ。

南西櫓より、外堀から近くに眺められるので、迫力のある空、櫓、雪の美しい白を感じることができました。大手門は、風向により雪が石垣に付着していないので、漆喰と白い石敷の橋がセパレートされて、また櫓とは違う景色を楽しめました(橋には早朝6時台というのに多くの足跡が…、職員の方々ご苦労様です!)

最後に、二条城外堀から押小路通を挟んで南側の神泉苑へ。

降り頻る雪と池に映る白い木々や建物の水鏡が美しく、神泉苑はまさに神聖な空間になっていました。

夏の蒸し暑さと並んで、底冷えする京都の冬の寒さはよく知られていますが、けっして雪がよく降るわけではありません。ですので、京都の雪景色は特別。寒いのですが、もう少し足を伸ばしてみようかな、と思い…(続きはまた後日に)。

いいなと思ったら応援しよう!