勉強するとき「プライベートの時間」ってどうすればいいですか?
昔と比べ何かを身につけたい人が勉強するときの方法も大きく変わってきたと思います。そこで気になるのがプライベートな時間をどうすればいいのか?という問題。
プライベートを優先すべきか勉強に充てるべきかは人により考え方は様々なようです。今回はこの「プライベートな時間の扱い」について採り上げてみ用と思います。
プライベートは勉強時間に充てよう
結論から言うと「プライベートは勉強時間に充てた方がいい」派です。
この考えは今の世の中の流れからは対立するかたちになっています。
なぜこのような結論になったかというと、技術・技能職系統の業界は「所持能力の大きさで自身の総合的な評価が大きく変わる」からです。
時事ネタですがここ数日メディアが日本人メジャーリーガーの移籍先と年俸で盛り上がっています。これは彼の能力と実績が高い年棒を生み出しているからです。スター選手がいるスポーツチームは強い傾向がありますし人気もでますね。
高レベルの人材はその会社の利益の中核を担う可能性が大きいため、技術・技能職の業界が常に高いレベルの人材を求めている理由にもなっています。
このように安定して高い成果が期待できる人ほど評価の上がり方が顕著になります。高い能力を持っている人は大きな案件に関わる機会に恵まれやすく、さらなるスキルアップも目指せ、稼ぐお金も増えます(責任も増えますが)。
これが平凡な実力の人だとどうなるでしょう。
もちろんそれなりの活躍はできると思います。
ただ、目を見張るような評価がなければ社内での立場は変わらず、待遇もそれなりで止まるでしょう。また、何でもできるけど中途半端な能力の人になると、ある程度社内では重宝されますが実際は雑用係という立ち位置になりやすいです。本人が頑張っても希望した席を用意して貰えるかは難しくなります。
ですので、将来的な展望を考えると勉強時間は多い方が良いと思います。
プライベートを勉強時間に充てるときの注意点
前述で「プライベートは勉強時間に充てた方がいい」と書きましたが、プライベートを勉強時間に充てるとき注意する点が「オーバーワークにならないこと」です。
昔の努力の仕方、勉強法で大きな問題だったのがその人の耐えられる限界を超えた負荷をかけることでした。負荷に耐えて生き残った人は素晴らしい能力を身につけますが、大多数の人たちは続けられず身体にも大きな影響を受け脱落していきました。
あまり良い方法ではなかったと言うことです。
何かを身につけるとき、睡眠時間や体調を損なうまで負荷をかけ続ける必要は本人が望まなければ控えた方がいいでしょう。
他に「プライベートをないがしろにしない」というのもあります。
プライベートでの知識、経験は自身の幅を広げることにつながります。
雑学が得意な人は業界を渡り歩くような幅広い環境で働くとき良い結果をもたらしやすいです。円滑な人間関係の構築も期待できます。
一つのことを極めた人はとても素晴らしいことですが、極端に視野が狭くなるためトラブルメーカーになってしまったり、極めた物事を失ってしまったときにリカバリーすることができず残りの人生を棒に振る可能性もでてきます。
書いたことをまとめると、
「自分の限界を超えない範囲でプライベートの一部を使って勉強する」
ということになります。
勉強するのもプライベートを充実するのも共に人生では大切なことなので、バランスを取りながら取り組んでみましょう。