久しぶりの富士山🗻
3月29日、今年も桜の開花宣言が発表されましたね。
去年の開花宣言は確か観測史上最も早かったと記憶しています。
それに比べると今年はかなり遅かった印象がありますが、三寒四温の時期を経てようやく春の気配が濃厚になってきた今日この頃。
早朝に朝日に照らされるとても綺麗な富士山を拝むことができました。
みなさまには、
“これを見るとテンションあがる”
というものはありますか?
私には富士山がそれのひとつです。
桜木町の夜景とか、東京タワーとか、真夏の打ち上げ花火とか…
見るとドキドキワクワクしちゃうものたちはいくつかありますが、
その中でも群を抜いてテンションがあがるのが富士山なのです。
関東に住んでいる私にとって、買い物の途中や移動中など、生活の中で住宅街の隙間などから時々チラリと見えるだけで
“今日は富士山が見えるぞ、ラッキー‼︎”
なんて思ってしまうほど。
自宅の近くにも富士山がチラ見できるポイントがいくつかありますが、お天気が良くないと見えない。そして例え見えたとしてもそのサイズはかなり小さいものです。
お天気に恵まれなかったここ数日の中で、この日は貴重な晴れ間に朝日に照らされた神々しい姿を見ることができました
湖上にはワカサギ釣りを楽しむ人々
そして周りでは麗しきその山を写真に収める人たち。
刻一刻と色を変え表情が変わる富士山は、どの瞬間も美しくてどの瞬間だって見逃したくない。
息をのむ美しさ、ずーっと見ていて飽きない!
夜中には野生の鹿が出て来て、あたりの芝生をムシャムシャと食べていました。
地元の方のお話によると、昼間の喧騒が落ち着いた夜中に、山から降りてきては束の間の“鹿タイム”を満喫し、陽が昇る前には裏山に帰ってゆくそうです。
人間と野生の鹿がうまい具合に共存しているのだなと感じた深夜の出来事でした。
人間があえて創り出したのではない、壮大な大自然の気色。
非日常を感じることができてなんとも幸せな光景でした。
普段見えているものとは比べ物にならない大きさ。そしてこの裾野からすべて見渡せる日本最高峰のこの山。立春をすぎた今のこの時期に、さらなるエネルギーチャージができたのでした。
人生でいつかは登ってみたいという願望はあるものの…
しばらくはやはり愛でるだけでよいなと思ってしまったのでした。