【メンタル不調】⑩:人生立て直し期初期
前回は、結婚(1度目)について書かせていただきました。
今回は、歪んだ結婚生活〜立ち直るために動きはじめたことについて書きたいと思います。
私の実家で元夫と暮らしはじめたのですが、県が変わるので、また新しく仕事を探さないといけなくなりました。
引っ越す前に検討はつけていたのですが、私は銀行のパートを志望いたしました。
母や友人が銀行員で銀行が身近だったこと、お金に興味があったこと、FP・証券外務員・宅建を取得していたことなどから応募いたしました。
最初電話で「未経験なんでしょ?」とはねられそうになりましたが、上記資格の話をしたら面接してくれました。
「そんな資格取っても無意味だ」という方もいらっしゃるとは思いますが、実際はこのように少しは役に立ちます。
ちなみに資格は、婚活にも役立ちました…がそれはまた別の機会にお話したいと思います。
結婚生活に関しては、私は実家も近く、安心して暮らせていたし、元夫とも楽しくやっておりました。
夫婦というよりも同棲したてのカップルといった感じでした。
反面、問題も多々発生するのですが、少し思い出しただけでも吐き気がしたので書くのはやめておきます。
元夫は仕事をコロコロ変えて(私も人のこと言えませんが)いたので、子供を作る余裕もなく、ついに半年経った頃に元夫は「帰りたい」と言い出しました。
同じ頃、私も職場で目に見えるイジメがありました。
話し合った結果、元夫は一緒に暮らしつつ働きはするけど、半年が限度ということで、私も一緒に戻った時にコールセンター以外で働きたいと思い、自分を見直してスキルアップするために銀行は辞めました。
支店を移動できるのであればそのまま働いていたと思いますが、無理だったので退職に至りました。
ここが今の私に繋がるターニングポイントです。
周囲の人たちに「なんで銀行やめるの?もったいない」と散々言われました。
自分でも同じように思っておりましたが、銀行で一生働き続けるのは絶対に嫌だ、と思ってしまったのです。
そしてようやく、今後仕事を辞めずに済むように、人生をきちんと立て直したいと思うようになったのでした。
大学の頃には自分が無さすぎて出来なかった自己分析…
それがようやく32歳にしてできるようになりました。
自己分析をやって、自分は「図面、家、インテリア」が好きだということを思い出しました。
幼少期、リカちゃん人形やシルバニアファミリーで遊ん際、友達は着せ替えなどをするのですが、私はインテリアの配置ばかりをやっていたことを思い出しました。
他には新聞の広告に載ってくる間取り図を集めてみたり、ミニチュア家具が好きだったり…そういうことを思い出していったのです。
そしてその「家」に関する仕事を調べていた時に、職業訓練があることを知り、半年間通いました。
そこではじめて建築やCADに触れました。
建築CAD検定という資格の勉強をした際、学校に早い時間から行き、遅くまでCADを触っていたのですが、飽きずに楽しくやれたので、こういう仕事がしたいと思って、それが今に繋がっております。
この職業訓練が無かったら、今の私は無いと思います。
いろいろはちゃめちゃでしたが、大きく振れる振り子の振れ幅が、徐々に小さくなってきたのはこの時期です。
結婚は後悔もありましたが、自分の愚かな部分を直視し、立ち直るキッカケを作れたのはこの結婚をしたおかげです。
元夫には最後まで振り回されて辛かったですが、最終的に結婚してよかったと思いました。
今回は、人生立て直し期のはじまりを書かせていただきました。
次回は、人生立て直し期の中頃を書かせていただこうと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。