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【メンタル不調】⑥同棲開始〜同棲解消まで

前回は、社会人をスタートさせたばかりの頃のことを書きました。
今回は仕事を辞めて、同棲開始〜同棲解消までを書きたいと思います。
長いです。イライラ注意です。

同棲期間は1年ちょっとになるのですが、実はこの頃の事も、あまり記憶に残っておりません。

何が辛かったか思い出せないのですが、メンタル不調が悪化した時期になります。
当時の同棲相手が悪い人、とかではなく、単に私がバグっていただけです。
今思い出すと、私に付き合わせてしまって申し訳ないとすら思ってしまいます。

同棲をはじめた時に、働かなくてもいいと言われたのですが、その頃実際は何をやっていたのか思い出せないんですよね。
いつしか、私は資格の勉強をやりだすようになりました。
何をキッカケにそうなったのかは忘れてしまっておりますが、大学生の頃に購入して手付かずだった秘書検定の参考書と漢字検定の参考書を引っ張り出してきて勉強し始め、実際に受験し、合格しました。
そこから、資格取得の楽しさを得て、簿記やFPやMOSを取得したり、と手をつけやすい資格をちょこちょこ勉強してとっていきました。

こういった類の資格って、役に立たない資格だ、と言われますが、私には色々役に立ちました。
何に役立ったかと言いますと、
①何もできないと思っていた自分が、一つの事を継続できたという自信を得ることができたこと。
②引きこもった期間があり、社会人デビューが遅かったため未熟な自分であったが、一般常識を学ぶ事ができたこと。
③その後々に取得する、少し難易度が上がった資格に挑戦するための足掛かりができたこと。
…などなどです。
そんな役に立たない資格を持っていても仕方ない、と人に遠回しに言われたこともありましたが、資格と仕事の一点を見るとそうかもしれませんが、私にはもっとたくさん得ることがあったので無駄ではありませんでした。

資格の勉強をして自分は自信がついていったのですが、その彼には同棲解消して別れる際、「勉強せずに休んでいてほしかった。そのために仕事しなくてもいいよって言ったのに」と言われました。
難しいですね。
その彼の気持ちはわかりますし、結婚もしていないのに金銭的に支えようとしてくれた懐の深さには頭があがりません。
ただ、働くのが怖いくせに何もせずに遊ぶのも怖かった私にとっては、資格取得が唯一、自分で自分を支える行動になっていたと思います。
その頃の彼には申し訳ない気持ちでいっぱいですが、資格取得の日々はその後の人生でプラスに働いていくので、やってよかったと思っております。

同棲解消したのは、2011年6月。
同棲解消寸前から記憶がまた鮮明になります。
それまで彼に申し訳ないし、別れた方がいいのでは?と薄々感じてきておりましたが、それが決定的になったのはその年の3/11でした。

その頃私は3ヶ月の職業訓練を受講おりました。
私が住んでいた地域は震度3とか4とかで、被害の無い県なのですが、職業訓練校の授業中に揺れ、一緒に受講していたおばちゃんが外に飛び出して行ったたり、何度もケイタイで緊急地震速報が出て、いつもと明らかに違う雰囲気が怖かったのを覚えております。

その頃もう、彼とは気持ちは離れていたのだと思いますが、関西方面に出張していた彼に「大丈夫?」とメールをしたら、「何もない。考えすぎでしょ」というニュアンスの冷ややかなメールがきて、もう私に対しての感情は、そういう事なんだと理解しました。
そこから3ヶ月後にお別れするに至りました。

ちなみにちょうどその頃、その後数年苦しむ「買物依存症」に陥りました。
雑貨やおもちゃを買いまくって押入の中もパンパンになっておりました。彼も気付いていたと思います。
仕事もしていないのにそんなことになり、直したくていろいろ調べたりして、でもどうにもできなくて辛かったです。
しかもダイエットした体重も元の巨体に戻ってしまっておりました。
そりゃ彼の気持ちが離れるのは当たり前のことだと思います。

そしてお別れし、病みも深く、無職で住むところもなかったので実家に帰ることになりました。
半年実家にこもり、また一人暮らしするために仕事を探すのですが、あろうことか、また地獄のコールセンターに戻ってしまいました。

もうなんというか、思い出すだけで恥ずかしい時期です。
客観視すると、「何やってんの?」っていう20代でした。
こんな長々と書くのもどうかと思ったのですが、今の自分にはこの人生の棚卸しは必要で、次に進んでいくために直視して風に流していく必要がありまして、この場を借りて書かせていただきました。

ここまでねじれたのは、幼少期の心の問題からだと思っております。
それは今後書いていきたいと思います。

ネックレスって一本だけの小さな絡まりだったらすぐにほどけますよね。
でも、たくさんのネックレスが集まって絡まると、どこをどうほどいていけばいいか、どことどこが、どう絡まっているのかわからなくなって、ほどくのにすごい労力を使います。
ほんの数年前までの私はその状況でした。
それを先端が細い何かで一本一本ほどいていく作業を開始したのはもう少し後の話になります。

次回はコールセンター復帰〜寛解に向けて動き始めた頃を書きたいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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