連想
頑張らずに何者かになりたい
そのままで誰かに褒められたい
やりたいことはいくつもあれど
やってモノにならなきゃ悲しいだけ
負け戦なら挑まなきゃいい
ずっと無気力の渦中
何もできないことが悔しい
向き合って拒絶されるのが悲しい
すべて賭けたとして世間はどれほど顧みてくれるだろう?
他人の評価軸で生きるつもりの己は空っぽだ
腸をまさぐって探す 光るもののひとかけらも見つからぬものかと
ぐちゃぐちゃの暗がりで誰か来ないかと泣いている
嘘、ほんとは涙にも飽きてただただ倒れている
口を開けて天井を見ている
自分の虚が塞がらないことくらいとっくにわかっている
諦めがうまいから何者にもなれない
簡単な手段ばかり選ぶからいつまでも自分は自分のまま
綺麗事しか言えなくてもそれに生かされたのならすがってよかったのに
否定でも肯定でもない傍観は誰のためだったのか
暗がりにも光の真下にも人はいるように見えて
じゃあそのどちらにもいない自分は今どこに立っているんだろう?