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2013年文京区本郷で創業(亜紀書房ZERO事業部が独立)、その後千葉市に移転し、現時…

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2013年文京区本郷で創業(亜紀書房ZERO事業部が独立)、その後千葉市に移転し、現時点では千葉市で唯一と思われる出版社です。人文、理工、ときどき落語の本を出版しています。 https://dze.ro/

最近の記事

山口謠司著『30歳からの漢詩エントリー』刊行!

2024年4月26日発売!dZEROの4月新刊、 山口謠司著 『30歳からの漢詩エントリー――それは「どう生きるか」を考えること』 が発売されました! 書店さんによってはすでに数日前より店頭に並べていいただいております。 今回は「漢詩」をテーマにした書籍です。 著者紹介内容紹介目次 病に臥していた漱石 目次をご覧いただいくとわかるとおり、中国の漢詩だけでなく日本の文豪・夏目漱石や、経済学者であり活動家の河上肇の漢詩もとりあげています。では早速、ここで漱石の漢詩をひとつ

    • 福嶋聡著『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』刊行!

      2024年2月26日発売!noteでのご報告が遅れていましたが、『明日、ぼくは店の棚からヘイト本を外せるだろうか』福嶋聡著、が発売しております。 すでにお買い求めいただいた皆様ありがとうございます。 まだお手元にない方はぜひともご購入をご検討ください! アフター6ジャンクション2ヒップホップグループRHYMESTERのMCである宇多丸さんがパーソナリティーを務めるラジオ、アフター6ジャンクション2にて森達也さんよりご紹介いただきました。 映画『福田村事件』の話題からはじま

      • ChatGPTの先に待っている世界

        はじめに こんにちは、dZEROのHKです。今回は、「AI一茶くん」を開発した人工知能研究者の川村秀憲さんの『ChatGPTの先に待っている世界』を紹介させていただきます。   富の偏在はどうなる? 労働は? 教育は?   概要 人工知能は社会の仕組みや人間の価値観にどのように影響を与えるのでしょうか。自ら考える自律的な人工知能は実現するのでしょうか。そのとき、人間に求められるものは? 人工知能とも人間とも「仲良く」なれる力を身につけるには? 第一線の人工知能研究者が「

        • 寄生虫を守りたい

          はじめに こんにちは、dZEROのHKです。今回は、寄生虫学者で獣医師の佐々木瑞希さんの『寄生虫を守りたい』を紹介させていただきます。 気鋭の研究者がユーモアたっぷりに描く「寄生虫学」の引力! 概要 寄生虫になったつもりで考えれば、未知の生態系が見えてきます。著者の佐々木さんは子どもの頃、虫が嫌いでしたが、ひっそりと生きる「小さなものたち」の世界へ引き込まれました。世界中に存在する寄生虫は、研究者でさえ混乱するほどの多様性があります。その一方で滅びゆくものも多く、目に

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          線虫 1ミリの生命ドラマ

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、中部大学の裏山に生息するゴキブリの腸内から新種の線虫「チュウブダイガク」を発見した長谷川浩一さんの『線虫 1ミリの生命ドラマ』を紹介させていただきます。   すべての道は「線虫」に通ず     概要 線虫は、ほかの生物が生存不可能な極限環境でも生き、ほかの生物に寄生するものもいれば、自活するものもいる。生殖のあり方も多様で、雌雄同体も。昆虫以上に種類も数も多い。人類の健康問題を解決するためのヒントや、人類が自然と共存し

          線虫 1ミリの生命ドラマ

          『まだ見ぬ地球外生命』が発売されました。

          こんにちは、dZERO新人のHKです。2022年11月22日に、初めて企画した書籍『まだ見ぬ地球外生命』が発売されました。 書店に並んでいるのを見ると嬉しく思います。 企画が初めて書籍になり、書籍というものはこういうふうにして書店に並ぶのだなと思いました。 見本が出来するまで、自分の企画が書籍になったという実感がありませんでしたが、書店に並んでいる『まだ見ぬ地球外生命』を見て、ようやく実感しました。 これからも面白い企画を作っていきたいと思います。

          『まだ見ぬ地球外生命』が発売されました。

          まだ見ぬ地球外生命

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は分子生物学者の山岸明彦さんの『まだ見ぬ地球外生命』を紹介させていただきます。 SFファンの分子生物学者と楽しむ「生命の起源と進化」をめぐる思考実験 概要 地球外生命の起源と進化の可能性は、地球のそれらを手がかりに探ることができます。無から宇宙が誕生し、太陽がつくられたから水のある地球が生まれ、そこに生命が誕生しました。木星の衛星や天の川銀河の星、系外惑星に生命はいるのでしょうか。もし、いるとすればどのような形をしており

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          タフラブ 絆を手放す生き方

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は臨床心理士で、原宿カウンセリングセンター所長の信田さよ子さんの『タフラブ 絆を手放す生き方』を紹介させていただきます。 タフラブとは、新たな時代の人間関係のキーワード 概要 タフラブ(tough love)は、ベトナム戦争帰還兵のアルコール依存や暴力に苦しむ家族が「生きる術」として生み出した概念で、日本語では「手放す愛」「見守る愛」などと訳されています。東日本大震災以来、困難を乗り越えるためのキーワードとして「絆」

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          若者たちのBC級戦犯裁判 さまよう責任と埋もれた無念

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、共同通信社記者である野見山剛さんの『若者たちのBC級戦犯裁判 さまよう責任と埋もれた無念』を紹介させていただきます。 なぜ、若い元日本兵たちは処刑されたのか? 概要 横浜で開かれたBC級戦犯裁判(横浜裁判)。戦争犯罪で、BC級戦犯として裁かれた20~30代の若い元日本兵たちは、なぜ平和が訪れた戦後に散ったのか? 日本側の資料は黒塗りにされていた。米軍が公開する裁判記録から掘り起こされた太平洋戦争の「埋もれた記録」

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          AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、「AI一茶くん」開発者の川村秀憲さんと、気鋭の若手俳人の大塚凱さんの対談『AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか』を紹介させていただきます。 俳句から探る「知能の深淵」! 概要 「知能」とは何か? 俳句とは何か? 「AI一茶くん」が俳句生成をする仕組みから、人工知能、「知能」について探りを入れていきます。AIには、人間にある身体性、感情がありません。人間のもつ抽象化がAIにはできません。AI一茶くんは、俳句を詠

          AI研究者と俳人 人はなぜ俳句を詠むのか

          「『言葉のズレと共感幻想』刊行記念トークイベント 細谷功×佐渡島庸平」(主催:二子玉川蔦屋家電、共催:dZERO)の一部

          こんにちは。新人のHKです。 2月5日(土)の20:15~21:45に開催した「『言葉のズレと共感幻想』刊行記念トークイベント 細谷功×佐渡島庸平」(主催:二子玉川蔦屋家電、共催:dZERO)の一部を順不同でご紹介いたします。 お金という幻想佐渡島 お金ってどれくらい触ります? 細谷 5年くらい触ってないですね。 佐渡島 僕もスマホにこれつけてカード一枚。 細谷 何かあったときのためにお札を一枚だけ挟んでありますけど、それ以外はほとんどないですね。 佐渡島 キャッ

          「『言葉のズレと共感幻想』刊行記念トークイベント 細谷功×佐渡島庸平」(主催:二子玉川蔦屋家電、共催:dZERO)の一部

          言葉のズレと共感幻想

          はじめに  はじめまして、dZERO新人のHKです。今回は、「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功さんとメガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平さんの対談『言葉のズレと共感幻想』を紹介させていただきます! 「具体と抽象」深掘り編! 概要 「人は言葉を過信している」「スティーブ・ジョブズも歴史には残らない気がする」 「思考」テーマの著作を出し続ける著述家・細谷功と、メガヒットを飛ばし続ける漫画編集者・佐渡島庸平による「具体と抽象」の往来問答。ダブリング、企画・

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          談志の日記1953 17歳の青春

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、最晩年「いずれ本になるだろう」と談志師匠が託した日記帳『談志の日記1953 17歳の青春』を紹介させていただきます。 没後10年特別企画! 概要 談志師匠が託した日記帳群の中で最も古い入門翌年の日記です。一流の落語家になることを夢見る17歳の「小よし」は、前座修行を続けながら一日も欠かさず日記帳に向かっていました。高度経済成長期に入ろうとする1953(昭和28)年に吹いていた風、季節の移り変わり、落語に対する思い

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          談志が遺した落語論

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、「談志哲学」がつぶさに語られている『談志が遺した落語論』を紹介させていただきます。 これが談志落語の神髄である。 概要 「落語を最後まで愛し抜いた落語家」立川談志師匠が日記のように書きとめた言説の断片を、初公開写真とともにまとめた拾遺集です。断片的な短い文章の中に、家元の落語への思い、未練、小さん師匠への思い、自分の芸に対する振り返りなどが赤裸々に書かれています。 ご購入はこちらからどうぞ dZEROサイト

          談志が遺した落語論

          【新刊】カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する

          はじめに こんにちは、dZERO新人のHKです。今回は、現代唯一の演歌師である岡大介さんの『カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する』を紹介させていただきます。 本来、「演説歌」だった演歌で政治・世相を風刺する 概要 政府批判・演説が弾圧された明治大正時代に、時の権力や世相をおもしろおかしい歌にのせて風刺したのが、本来の演歌=「演説歌」の始まりです。演歌師である添田啞蟬坊・知道の流れをくむ岡大介さんは、寄席やホール、居酒屋、そして山谷や西成などの労働者の街で「演歌」を歌い

          【新刊】カンカラ鳴らして、政治を「演歌」する

          「知の構造」シリーズ

          細谷功さんの「知の構造」シリーズ『具体と抽象』『「無理」の構造』『自己矛盾劇場』。 「知の構造」シリーズでは、抽象的なものごとをわかりやすく理解するのに最適な大人の教科書です。読めば読むほど、抽象的なものごとへの発見があります。わかりづらい抽象化思考が、わかりやすく可視化されており、メタ認知とは何かが明確に見えてくるシリーズです。

          「知の構造」シリーズ