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タイ編2 精神的なもろさ、臆病な人間関係

タイはチェンマイへ
往復の飛行機をとっていた。

タイマッサージを習い始める。
なかなか覚えるのが大変で、なかば泣きそうになったことを覚えている。
タイの人で流暢な英語をしゃべる人は珍しい。
タイマッサージの師匠ワンディーは片言の英語で熱心に毎日教えてくれた。
間違えると時には手をはたかれる事もあった(笑)

小さいころから人の中に入っていくのが苦手で、一緒に受講していた日本人受講生達の輪の中に入る事は、ココロのわだかまりが強かった。
どうしても私は「批判されている」と被害妄想があって、常に人の顔色を伺っていた。雰囲気が良くて話しやすそうな人は心を開けるのだが、10人いたら1人くらいだろうか。
みんなの会話の輪になかなか入れない。

マッサージの講習もついていけなくなるとイライラしたり、先生に怒られると聞き流せず溜めこんでしまう。
感情を押さえつけ、何かをきっかけに、わっと涙する事も多かった。

友達に少し批判的な言葉を浴びたと感じると、いっぱいいっぱいになる。
一人になって、モヤモヤグルグルし、相手に対しての批判の気持ちや怒り、そして自分が情けないように感じたり、思えたりして行き場のない塊を背負う様だった。
タイに居た頃、過食嘔吐症の症状はだいぶ良くなっていたが、それでもそんなわだかまりが溜まると、食べた物を自己誘発嘔吐することはまだあった。

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