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MT4 EA自動売買をスマホから停止する方法

こんにちは。

昨日に引き続き、FXの自動売買で利用しているMT4の話題です。
FXトレード戦略の本番環境でのフォワードテストが2週間目に突入し、リモート・スマホからモニタリングする環境も充実してきました。
この記事では、スマホからMT4 EA自動売買の停止について私が採用した方法についてご紹介します。
なお、エントリー、決済などのイベントのモバイル・スマホへの通知については、こちらの記事でご紹介しました。
非常にいい感じで運用ができており、おすすめです。

背景

『高い勝率で利小損大を乗り切る』方針のFXトレード戦略を作成・運用しています。
『損小利大』とは全く逆の戦略です。

このトレード運用をリモート・スマホからモニタリングする環境をいろいろと充実させてきました。
現時点である程度十分な感じになってきましたが、最後に非常事態の場合の対応を行いました。
MT4自動売買での非常事態とは、想定外の事態、マーケットの大きな変動、EAの不具合などにより、意図しない取引・想定外の損失が発生する場合の対応です。
最悪の場合を想定し、いつでもEAを停止させることができるようにしておく必要があります。

私が採用したリモートでのEA停止方法

ネット検索で調べるとスマホからEA停止方法についていくつも記事がヒットしますが、そのほとんどがVPS(Virtual Private Sever)の利用を推奨しているものばかりでした。
私の場合には、余計なコスト・手間のかかるVPSを利用するつもりはなく、自宅にある低電力向けの古いタブレットPCを活用しているので、そこで稼働するMT4をどうコントロールするか検討しました。

結論から言うと、Chrome Remote Desktopを採用することにしました。
理由は、以下のとおりです。

  • 普段は利用することのない、非常時のためだけの操作であり。また実施する操作も非常にシンプル、数クリックですむような作業

  • 利用頻度も低いためできるだけ余計なアプリ、仕組みの導入は避けたい

Chrome Remote Desktopであれば、MT4が稼働するタブレットPCに小さいアプリケーションをインストールするだけで、アクセスするスマホには特別なアプリなしで既存ブラウザからアクセスが可能です。
また、スマホだけでなく、ブラウザがあればどこからでもアクセスできるというのも大きな利点です。

今回の検討では、他のブログでRDP Clientなどの専用アプリを推奨しているものもありますが、上記の理由で採用しませんでした。
また、特別な設定ファイルを準備してEAのロジックに処理のオン・オフ機能を仕込んでおくことも検討しましたが、できるだけEAを複雑にしたくない、また、ロジックでコントロールできないような事態もありうるためこちらも採用しませんでした。

スマホからMT4のEA自動売買停止イメージ

実際に私が利用している環境で、スマホから自宅タブレットPCにChrome Remote Desktopでアクセス、EAの自動売買のボタンをオン・オフする操作のイメージを ↓ の画像でご覧ください。
ボタンのオン・オフだけであれば、これで十分ではないでしょうか?

ブラウザから自宅PCにアクセス。特別なしくみが不要でおすすめ。
数ステップの操作なので、小さいスマホの画面でも十分耐えられます。


必要なアプリケーションは、こちらになります。
自宅PC側にインストールした後、スマホからアクセスできるようになります。


余談ですが、Discord通知の例

先日の記事でもご紹介しましたが、自動売買でエントリー・決済が発生すると手元のスマホに通知がくるようになりました。
とてもいい感じです。


最後に

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なべなべ
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