#AI自作 No.4: 自分専用AIチャットサイト
こんにちは。
みなさんはAIを活用されているでしょうか?
私は先日までAIが一般の方の実生活へ影響を与えるのはまだまだ時間がかかるだろう、当面はネット検索がすこし便利になる程度かな~と軽く考えていました。
しかし、現在のAIの広がりを見てみると今回は単なるブームでは終わらないなと思うようになってきました。
過去AIブームは何度がありましたが、知らないうちにブームが過ぎ去ってしまった感じです。
今回と過去のAIブームの一番の大きい違いは、「知識・テクノロジーの大衆化」ということだと思います。
一般の人がAIを利用していろいろ生み出すことができるというのが社会への影響の観点からは一番の違いではないでしょうか。
過去同様に何か新しいものを大衆化して大きく発展したものがありました。
情報を大衆化したインターネット、PCを大衆化したマイクロソフト、携帯機器・スマホを大衆化したアップルなどなど。
そういった新しいものが一般の人に受入れられ、広く活用されるようになるともう後戻りはなくなります。
今回のAIも、もう後戻りは考えられない程、一般の人を含め活用され始めてきているように感じます。
という流れの中で、私もいくつかAI関連の記事を投稿させていただきました。
この記事では、前回の記事でも利用したWebサイト生成AI、Create.xyzを活用して自分向けにAIを活用するためのサイトを作ったのでご紹介したいと思います。
背景
私を含め多くの方は、AIを使うといっても有料のサービスを活用するというレベルまでには至っていないと思います。
幸い、AIを無料で活用する方法がいくつかあり、その筆頭がBing.comで利用できる Microsoft Copilotです。
回数制限もなく無料であるため、よく利用させてもらっています。
このサイトは非常によくできていると思いますが、不満・欠点がないわけではありません。
特に、以下の点については私が利用する上でデメリットだと考えています。
一つの会話(トピック)についてやり取りは5回が上限
長い文章、テキストが入力できない。上限2000文字まで
依頼していないけど、勝手に画像生成を始めてしまうことがある
プログラムの作成、エラー原因の調査など複雑なケースでは断られることがある
長文の翻訳、推敲やプログラムの作成等で長文の応答がある場合に表示に時間がかかる
Copilotが便利でよく使い始めたところ、上記のような欠点が目に付くようになってきました。
例えば一点目について、ある会話・文脈のなかで5回しか質問ができないと面倒なことがあります。
例えば、長い文章の翻訳などを依頼してその文章の手直しなどをするケース、プログラムの作成を依頼して実行後エラーの対応をしてもらうような場合です。
5回のやり取りでは間に合わないことが多々あります。
新規に別トピックを立てればいいのですが、翻訳された文章の全文などを改めて連携する必要があり、非常に面倒です。
こういった制限・制約を回避するための手段として、自分でBing.comのCopilotと同様のものを作りました。
今回は、自分向けに作成した AI Chatサイトをご紹介します。
当然無料で利用できます。
自作AI Chatサイト
さっそくですが、こちらが私の作成したサイトです。
実際にご利用いただけるものになっています。
シンプルすぎる画面ですが、十分役割を果たしてくれます。
会話のやり取りの回数に制限はありませんし、プロンプト文の文字数制限もChatGPT が対応できる数万レベルまでOKです。
画像生成の機能を組み込むことはできますが、今回はサイトの役割を単純化するために機能を絞りました。
逆に長文の対応が可能になり、また回答が長い場合でもCopilotに比べ返信が早いです。
Copilotの場合はどういうわけか回答作成ではなく、表示に時間がかかっているようです。
余計な機能、提案などは不要で、ChatGPTとのやり取りをよりストレスなくやりたいという方に向いていると思います。
なお、これはあくまで私が使いたいように自作したものなので、これを利用するのではなく、自分向けにいろいろ工夫したものを作成していただくことができます。
そのやり方については、ネットで検索すればすぐに出てきますし、私のこちらの記事でも作成している動画をご覧いただくことができます。
こちらでご紹介した方法であれば、テクニカルな知識がなく、技術的なことはムリとお考えになっている方でもできるレベルです。
ご自分でいろいろ試してみて面白いものを作ってみてください。
AI、ロボットと会話するのはなんか機械的だなという印象がありましたが、その考えは180度変わりました。
AIも間違う、忘れる、悩むと思える行動をとったりして、驚かされることも
多く非常に楽しめると思います。
ぜひ、トライしてAIを自分の生活にも取り込んでください。
最後に
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