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民泊運用効率化アイデア No.2 - Googleフォームによる宿泊者名簿の運用を簡略化!


民泊を運用されている方も増えてきています。
今後、インバウンド含めますます需要が増えてくれば、私のような弱小民泊でも運用をより効率化していく必要があります。
というか、弱小であるがゆえに、効率的に運用して競争力を高めないといけないですね。
この記事では、民泊運用の効率化アイデアNo.2として、宿泊者名簿の運用例を実例とともにご紹介したいと思います。
私が実際に利用しているもので、そのままご利用いただくことができます。

背景

私の周りでも新規に民泊施設などを開発される方もおり、今後ますます競合が増えてくる印象です。
ただ、まだまだインバウンド含め需要が伸びるのは間違いないので、競合を気にするより供給を増やす必要があるのではと考えています。
私もすでに二棟目の民泊施設の目途がたっているので、現在運用中の民泊で基本的なノウハウおよび経験を得たうえで、次の物件に進みたいと思っています。
そのノウハウを整理する上でもこの記事を書いていますが、私のやり方を公開し、読者の方からフィードバックをいただいて改善をしたいと思っています。
ということで、ここでご紹介する方法は、私の民泊施設の運用で実際に利用しているものをテンプレートとして公開し、ご希望の方にはご自由に使っていただくことができます。

…                                                                                                                                            なな

なんかふとっぱらだにゃー。つくるのはたいへんだったんだにゃー?

まずまず                                                                                                                                           ….

まーお互い様だね。私もいろいろな人のものを参考にしてたりするからね。それより、共有することによりよりベターなアイデアなどが出てくればお互いメリットだしねー。

Googleフォームでの宿泊者名簿の運用

私の民泊は遠隔運用ということもあり、できるだけ私の手間が省け、かつ、宿泊者様のチェックイン時の煩雑な手間も省く必要があります。
が、手間が省けると同時に必要最低限のコストで運用するという私の民泊運用の至上命題を満たす必要があります。
ということで、以下の方法を利用しています。

  • Googleフォームを利用し、宿泊者様に事前に宿泊者情報を入力いただく

…                                                                                                                                            なな

前置きが長かったけど、それだけだニャー。

まずまず                                                                                                                                             …

いやいや、ここからが本番です。Googleフォームといってもいろいろ制約があるからね。

Googleフォームで宿泊者名簿を登録する場合の課題

住宅宿泊事業法で定める「宿泊者名簿」には、二つの異なるレベルの情報が必要です。
なお、必要な記載事項はこちらで確認できます。

  • 「宿泊グループ」単位の情報: 
    宿泊開始日、終了日、グループ識別

  • 「宿泊者」単位の情報:
    氏名、職業、住所、かつ、外国人の場合は国籍、旅券番号

ところがGoogleフォームではこのようなデータを扱えないんですね。
すべてのデータが同列であることが前提で、異なる単位のデータを扱う機能がありません。
他のブロガーさんの例などを参照すると、宿泊者ごとにフォームを送信して記入してもらうというやり方をしている人もいます。
これは私がゲストだった場合、非常に面倒で嫌がるんだと思うんですね。
もしくは、他のブロガーさんによっては、有償のツールや無料だけどマイナーなツールを利用されている方もいます。
ですが、私は広く使われているGoogleフォームを活用し、この異なる二つの単位のデータを登録するやり方を考えました。

私のGoogleフォームでの宿泊者者名簿

さて、本題、かつ、結論ですが、Googleフォームの機能は非常にシンプルでかなり限られています。
そのなかで、「セクション」という機能があり、これを利用して「宿泊者」単位のデータを分けることとしました。
このセクションを使うとGoogleフォームに入力する場合、別ページとして表示され入力することになります。
こんなイメージになります。

「宿泊グループ」単位のページ
   > 「宿泊者1=代表者」のページ
   >      …
   > 「宿泊者n」のページ

実装で工夫した点

  1. 入力項目の「必須」設定
    私の施設では最低2人となっているので、宿泊者単位のデータであっても3人目以降の項目はすべて「必須」をオフにしました。

  2. 宿泊者グループ単位の情報として「人数」を追加
    これは必ずしも必要ないですが、登録内容をチェックする場合に登録された人数と予約人数があっていることのチェックに利用します。
    Airbnbなどで予約したゲストにっては二度手間の感じが多分にありますが、今後入力データのチェックをスクリプトで実装することなども考え今の内から入れておくことにしました。

実際の宿泊者名簿のフォームはこちらです。
コピーしてご利用ください。

なお、複数の宿泊者情報を登録するためにセクションを今回利用しました。
この方法の問題点として、ゲストが入力する場合には最終のセクション/ページに行くまで「送信」ボタンが押せないという問題があります。
ただし、3人目以降の情報はすべて「必須」をオフにしているので、「次へ」をクリックして次々にページ遷移できるので、今回はよしとしました。
今後、不要なページをスキップできる方法が見つかれば、それを実装したいと思います。

また、どうしても上記の問題点が気になるという方は、セクションを使用せず、すべての項目を同列で配置し長ーい一ページにすべての項目を収めるというやり方がとれると思います。
ただし、私のがその方法を今回は採用しなかったのは、以下の二つの理由のためです。

  1. セクションの利用では入力項目のグループをまとめてコピーでき実装が楽

  2. セクションごとに分けることにより見た目がシンプル、圧迫感がない

以上の理由ですが、人によって意見がを分かれるかと思いますので、コメントなどいただけましたら幸いです。

最後に

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#民泊運用効率化アイデア

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なべなべ
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