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民泊運用効率化アイデアNo.5 - 海外ゲスト向けにメッセージアプリWhatsApp活用

千葉で民泊を遠隔運用しています。
国内客および夏がシーズンなので、この時期は稼働率がぐっと下がってきました。
いろいろ工夫して、なんとか稼働を上げたいところです。

さて、先日Booking.comで予約がありましたが、提携パートナーAgodaからの予約で海外からのゲストでした。
AgodaはBooking Holdingsグループ企業のようですが、システム的な連携は全くできていないようです。
Booking.com上で予約したゲストとメッセージをやり取りするのに非常に時間がかかりました。
Booking.comにサポート依頼、Agodaに連携してもらい、ようやくゲストと連絡が取れるようになりました。

この提携パートナー、Agoda経由の場合には、Booking.comのメッセージ機能が有効に利用できません。
チェックイン前後から滞在中は質問、トラブルなどがあった場合に迅速に対応したいところですが、Booking.comのメッセージ、および、サポートは全然期待できません。
この記事では、どのような問題があるのか、また、その問題に対する対策について共有したいと思います。

背景

実際にBooking.com経由でAgodaの海外ゲストに滞在いただいた経験から、以下の点に問題・課題があることを認識しました。

  • Booking.comメッセージではAgodaゲストとのやり取りができない、時間がかかる

  • Agodaゲストの連絡先、電話番号が公開されない

  • 滞在後のゲストのフィードバック、口コミがもらえない

1点目は、Agodaの仕組み、またBooking.comとの連携の問題のようなのですが、こちらからのメッセージが迅速に連携されていないようです。
また、Agoda側でユーザーへのメッセージ通知の部分も弱いようですね。
いずれにしても、あまり信頼できるコミュニケーションではないので、より確実、かつ、迅速な連絡方法を確保しておく必要があります。

2点目も同様ですが、現地トラブルの場合どうしても電話での連絡などが必要になるケースが想定されます。
使う確率は低いとしてもまさかの場合に電話連絡できるようにしておく必要があります。
今回初めてのAgodaゲストでしたが、チェックインで少しトラブルがあり、私の方から国際電話、かつ、海外SMSで連絡を取り合いました。
これがまた、バカにならいない費用が掛かります。
SMSが一通100円もするとは認識しておらず、高くつきました。

3点目は非常に残念な点です。
苦労してゲストを迎え入れたにも拘わらずフィードバックがいただけいなのは大きなマイナスです。
Booking.comサポートに問い合わせたら当たり前のように以下の回答でした。
いやになる対応・回答ですが、ここは我慢してうまくやるしかないですね。


メッセージアプリWhatsApp Businessを導入

今回認識した問題に対応するために、WhatsApp Businessを導入することにしました。

理由は以下のとおりです。

  • LINEと同様のメッセージングアプリであり、世界規模で最も利用され海外顧客向けに最適

  • 個人向け・ビジネス向けに分かれており、民泊専用のアカウントで利用可

  • リアルタイムのメッセージのみでなく、電話も無料でできる

  • ビジネス向けのアカウントとして設定し、ゲストのフィードバック・口コミを記録する仕組みもある

  • Facebook、Instagramとの連携がしやすく、OTA予約サイト以外での集客・宣伝などの展開も可能


日本ではまだ民泊で使われているところはあまりないようですが、海外ゲストをターゲットにするのであれば非常に効果的なツールになるのではないでしょうか。
私の民泊でも今後はAgodaゲストのみでなく、海外ゲストにはこちらのWhatsAppアカウント情報を連携して、顧客満足度の向上につなげていきたいと思います。

最後に

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なべなべ
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