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無料版AIで長文の扱いに困った場合の回避方法

こんにちは。
今日もAIのトピックになります。
道具は使いようですが、まずいい道具を探すことが大事です。
特にAIについては、現在進行形でどんどん発展しています。
新しいサービスが次々にでてくるので、使えるAIを探し、どう使うのかを考えるとうことに時間を割くことも必要になってきました。

背景

AIは便利で日々使わない日はありませんが、まだまだ使う上での工夫がいろいろと必要です。
逆に言うと、AIを使う上で困ったことがあるとも言えます。
そんな困ったことの一つに、私の場合には長文に対応できる無料のAIがないという点です。
無料版のClaude, ChatGPTなどを利用していますが、無料版ですとやはり取り扱える量が限定されます。
例えば、先日記事にした問題集をスキャンして暗記カードを作ろうとした場合、大量のデータの扱いが必要になります。

上の記事でも利用している自分用AIチャットサイトで比較的制限のないやり取りができますが、それでも大量のデータを扱うと途端にレスポンスが悪くなります。
この記事では、そういった大量の文章を無料版のAIでやり取りするためのアイデアについて共有します。

Google AI Studio

結論:長文を扱いたい場合には、Google AI Studioが活用できます。

まだ、あまりご存じない方が多いと思います。
これは、GoogleのGeminiを試すことのできるGoogleの提供するWebサービス、サイトです。
本来は、AIを活用してアプリなどのシステムを作る開発者の方向けのサービスと思います。

しかし、このStudioは単なるAIチャットサイトとして利用することができます。
しかも、最新のAIモデルや本来は課金利用前提のモデルなども使えたりします。
そのため当然扱える文章の量などの制約がぐっと緩和されます。
これを使って長文を処理しようというのがアイデアです。
注意:ただし、Google AI Studioも上限がないわけではなく、かなり上限が高めなので他の無料系AIよりは使い勝手がいいということです。

Google AI Studioでの長文を処理する例

登録方法などは、紹介しているブログなどがあるのでそちらで参照いただければ、すぐ登録・利用できるようになると思います。
この記事の目的での使い方は非常にシンプルです。

ログインすると以下の画面が現れるので、
1. 右側赤枠の部分(Run Settings)でモデルを選び 
 とにかく最新のもの、Gemini 1.5 Proなどでいいと思います。
2. Run Settingsの下側に表示される Output lengthを増やします
 例:情報量が多い10ページの資料の整形で 100,000程度にしました。
3. 左側赤枠の Create new prompt でチャットを始めます

ここの設定を情報量に応じ増やしてあげる

以上の設定で会話を始め、大量のテキスト処理をお願いできるようになります。
以下の例のとおり、参照する文書を別ファイルとして添付することができるので便利です。

テキストファイルを添付して、整形を依頼した例

非常に便利なAIですが、それを使うための工夫の旅はこれからも続きます。

最後に

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なべなべ
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