民泊小ネタno.1 - 25連泊のゲストの正体は?
千葉外房の一戸建てで民泊をしています。
夏がハイシーズンになり、秋後半戦から稼働率がぐっと下がってきていました。
来年の稼働向上に向けてなにか施策を検討しようと思っていたところ、なんと25連泊の予約が入りました。
最初は、いたずら or キャンセル予備軍のゲストかと思っていましたが、チェックインの数日前にきちんと連絡があり、到着の予定を知らせてきてくれました。
さて、どんなゲストなのか、九十九里の海が近いだけの周りになにもない一戸建てに何しに来たのでしょうか?
最近、振り込め詐欺グループがどこかの民泊を根城にして活動したという噂も聞いていたので、不正利用もあるうるかもと少し身構えていました。
ゲストの素性
ゲストには事前にGoogleフォームにて宿泊者名簿に記入、また、免許証のコピーの提出をお願いしています。
今回のゲストも事前に宿泊者名簿にも記入いただきましたが、職業欄を確認すると6名の宿泊者の内、二人が「会社役員」と記載されていました。
また、住所は宿泊者全員が別々で、どのような関係なのかと疑問に思っていました。
いずれにしても、事前に代表者の免許証コピーも提出いただけていたので、素性は問題なさそうだと思っていました。
さて、チェックイン当日ですが、早めのチェックイン希望ということで15時前に建物の庭で草取りをしながら待っていると、新車のようにきれいなトヨタのSUVが前面道路で止まりました。
中から出てきたのは精悍で品のいい感じの中年男性一人でした。
話しかけてみると今回のゲスト様でしたが、話し方も丁寧でとても感じが言い方でした。
今回のご利用の目的、用途をお伺いすると近くのホテルの空調・エアコンなどを改修するため、会社作業員の宿泊場所として長期利用ということでした。
バケーション利用だけではない民泊の可能性
民泊を始めて4ヶ月ほどですが、このようなビジネス用途で利用される機会に恵まれたのは本当にラッキーでした。
一般のバケーション目当てのゲストに比べてニーズはかなり少ないとは思いますが、年に二回、三回でもこのような利用があれば稼働率、収益に大きくプラスになります。
今回は特に25連泊と長期のため、これだけで比較的高稼働な月三か月分の収益に匹敵し、うれしい限りです。
今回の利用がなくても、元々貸別荘的に長期での利用者をターゲットにしたいと思っていたので、来年に向けて調査、トライしてみたいと思います。
今回の予約はBooking.comからの予約でした。
今回のビジネス用途での事例を踏まえて、今後のビジネス用途での利用促進のため以下の事項を検討したほうがいいかと思ってます。
フィードバック、口コミを利用し、ビジネス用での利用実績を宣伝できるのではないか
宿泊施設ホームページでビジネス用途、および、長期滞在での利用を積極的に受け入れている旨宣伝する
ビジネス用途、および長期利用で有効なOTA、予約サイトを開拓、活用
施設側の対応・準備として
駐車場の確保。今回は3台の利用でしたが、私の施設では2台まででした。3台停められるとかなり差別化になるかなと考えます。
洗濯関連機器、設備の準備。今回のゲストは、長期のため洗濯を自分でするとのことでした。乾燥機、また、物干しなどの設備の確保が不十分だったので、検討の余地があります。
検討すべきことが色々とありますが、少しずつ改善していこうと思います。
最後に
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