超極暖の着衣量はなんクロけ?解なし。
ユニクロの超極暖は罪づくりなやつです。超極暖を知ってからは超極暖以外受け付けない体になりました。
超極暖は襟ぐりが詰まっていて、超極暖を着ていると、気分がどうも、いまいち舞い上がりません。Vネックのセーターが着れなくなります。しかし手放せないんです。罪づくりなやつです。
超極暖はきれいに箱に収まっている、ちょっとお高くとまった、いけ好かないやつです、私にとって。2990円もします。罪づくりなやつです。
超極暖を着ると、体を締め付けられます。ちょっとダイエットしろよと、超極暖がささやいてくるようです。おなかをなでる回数が増えます。いやな奴です。
しかし、手放せません。
通常の「ヒートテック」よりも約2.25倍※暖かい「超極暖」。
※衣類の熱抵抗を表すCLO値を元に算出。通常の「ヒートテック」との比較。
https://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/presen161208_UQHTUW_jp.pdf
この超極暖は通常のヒートテックよりも2.25倍暖かいとのふれこみですが、どうやって計算しているんだろう、ってのが今日のお題です。
CLO値をもとに算出しているとのことで、CLOの単位とは異にする評価法でしょうか。ユニクロ流の算出法が私にはみつけられませんでした。
CLOはヒトが着ている衣服の断熱性能を示す単位であり、気温21℃、相対湿度50%、気流0.1 m/sのときに、ヒトが暑くも寒くもないと感じる衣服の熱抵抗を0.155m2・K/W=1 clo (クロ) として定められています。The American Society of Refrigerating Engineers (ASRE)によって提唱されたとのことです。(引用元:https://www.ecoq21.jp/latest-article/no140/no140.pdf)
前出の資料によると、男性のスーツ上下着用時が1 CLOととされており、スーツ上下に長袖下着+セーター+ズボン下を重ね着すると1.3 CLOになるそうです。厚手セーターにタイツ、長ズボン、コートの重ね着で2.2 CLOと記されています。
1996年発表の別資料では、とても興味深い記載を見つけました。典型的衣服の組み合わせのクロ値として「パンティ・シャツ・ズボン・ジャケット・ソックス・靴」もしくは「パンティ・ストッキング・シャツ・スカート・ベスト・ジャケット」が1.00 cloとのことでした。http://www.jusoken.or.jp/pdf_paper/1996/023-02.pdf
なんとも想像掻き立てられるいでたちです。
自社比~倍ってよくわからない評価法だと思うんですが、超極暖はとてもあったかいです。(あくまでこれは私の個人的感想です。悪しからず。)