電話を取らなきゃと思うほど取れなかった
新入社員の時、会社外からの電話をなかなか取れませんでした。
わからなかったらどうしよう、何を聞かれるのだろう、という不安のせいでした。
わからなくてもとりあえず出てみるのが必要なこと、
周りの方が助けてくださるとわかっていましたが、怖くて配属から数週間一度も出られませんでした。
私がしたことは二つです。
1、家でイメージトレーニングをしました。
机の前に座り、電話を取るところから終わりまで動作付きで声に出して練習しました。
(受話器をとる)→「(会社名)の○○です。」「お世話になっております。」
「失礼いたします。」→(受話器を置く)
2、小さな目標をたてる
電話に出よう、出ようと思って出られない日が続いていたので、
目標を下げようと思いました。
まずは「電話がなったら受話器に触れる。事務所の誰よりも早く」を目標にしました。
取らなくていい、触れるだけでいい、というところから始めました。
その後「電話がなったら受話器を握って持ち上げる」
→「電話がなったら受話器を耳元までもっていく」という順番で目標にしました。
耳元まで持ってくることが出来れば、その間に通話ボタンを押して電話に出ることが出来るようになりました。
上手く答えることはなかなか難しくて常に練習でしたが、
まず出られたことが少し自信になりました。
一番は、先輩方がフォローしてくださるという安心感が大きかったですが、少しずつ出られるようになって嬉しかった記憶があります。
仕事で電話に慣れると、個人で予約の電話をかける時も以前ほど緊張せずにできたのも嬉しかったことです。
出来ることから少しずつするといいのかなと思いました。
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