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240627/セミナー「DX加速化推進講座(1)」を終えて

「生成AIの利活用について〜研究活動から日常生活まで〜」
というテーマで、
地元県立高校の生徒(+教職員の方々)約300名に対して、
対面セミナーを実施してまいりました。

生成AIの利用推進がメイン内容でしたが、
同時に、
「課題解決にどう活かしていくか?」
「そもそも、課題発見力についてはどう養えるのか?」
というテーマも含んだ形での講演となりました。

中高生って、生成AIどうなの?

大学生やビジネスマンにおける生成AI認知率や利用度に関するアンケートは、良く見ますね。
しかし、”中高生”という括りでの認知率については、
正直、ぼんやりしておりました…。
そこで、下記が参考になりました。

身近な小中学生たちは、
あまり抵抗無く利用している姿を見ておりましたので、
何となく「もっと多いのかな?」と勝手に考えておりましたが、意外でしたね。

この結果を踏まえて、
今回、せっかくなので
対面参加の生徒さんたちにも挙手にて聞いてみました!
「何らかの生成AIツール、使ったことある人〜?」

おお3割くらいでしたね。
実際には、もう少し多いかもしれませんが、
認知率に加えて実際に使用している生徒は、
まだあまり多く無い様ですね。

まずはお得意の実演デモww

使用したことがない生徒たちに、
イキナリ仕組みやテクニックをお話ししても
「?(クエスチョン)」
っとなってしまうので、
まずは、
お得意の「こんなことできるよ!」の実演デモを、
ChatGPT-4oを用いて行いました。

いつも、
簡単なプロンプトテクニックと共に、
複数テーマでパターン実演デモを実施しています。

例えば、
”創作における設定”というテーマについては、
いつも下記の様なプロンプトでデモをしています。

貴方はプロの恋愛小説家です。
心に響く恋愛小説に登場する人物と設定について、
整理して教えて下さい。

………ChatGPTからの返信………

いいですね!
上記の設定で、第1話の物語を書いて下さい。

すらすらと物語が書き進まれる様は、
色々なツッコミどころも含め、
楽しいのですが、
今回は、設定も少し変更した上で、

………ChatGPTからの返信………

いいですね!
上記の設定で、第1話の物語とアニメ調の挿絵を書いて下さい。

と、
「挿絵も書いて!」
という部分を新たに追加しました。


実行後・・・

アニメ調の挿絵作成依頼

アニメ調の挿絵をお願いします。
次のようなシーンを描いてください。
鈴木玲奈が桜の花びらが舞う中、元気よく校門をくぐるシーン。
笑顔で、制服のスカートが風に揺れている。
教室で自己紹介をしている玲奈のシーン。
教室の雰囲気やクラスメイトの表情も描かれている。
田中健と隣の席になる玲奈。
健がクールな表情で玲奈を見つめている場面。

これらのシーンを含めて、アニメ調のイラストを作成してください。

ChatGPT 4oによる返信

ん?
なんと!!
挿絵イラストの設定と、
作成依頼プロンプトについて
丁寧に教えてもらえましたwww

はい。
そうです。
「書いて」という指示では、
文字や文章を想定して、当然ですよね。
すぐに、
「イラストを描いて!」
と伝えると、ストーリーに沿った挿絵をすぐに生成してくれました。

田中健と隣の席になる玲奈。健がクールな表情で玲奈を見つめている場面。

本番でのトラブル…もとい、ライブ感!!は、楽しいですね✨✨ww

仕組みを理解することは大切!

デモ実演で、
生成AI未経験の方々も、
少しはイメージが付いてくれたんじゃないかな、と思います。

多方面で同様のお話しをさせて頂いておりますが、
「AIが生成する回答に抵抗を感じる人」
って、一定数必ずいると感じてます。

デジタルアレルギーの一種というか、
嫌悪感というか、
何か気持ち悪いんだろうなぁ、、、と。

分からなくも無いからこそ、
そうした考えを少しでも振り払える様に、
LLM(大規模言語モデル)の処理フローについて、
少し、理解を深めました。

特に、
トークンの特徴量抽出 〜 予測 〜 確率計算
の部分のロジックを垣間見ると、
感情等は無関係で、
機械的に処理を行っているというイメージがつきやすいと感じています。

仕組みを少し理解したところで、
応用編としてどんな発展的な利用方法があるかについて、
簡単に紹介しました。

生成AIとの付き合い方!注意事項!

その後は、
以前よりお話しさせて頂いている、
検索から生成へ〜のお話から始まり、

生成される情報の真偽・専門性・倫理観等、
そして、
セキュリティと情報漏洩に関し、
「生成AIとの付き合い方」と題してお話ししました。

楽しい!便利!だけではないよと、
少し、緊張感を持って言葉にしましたが、

それでも、
使ってみることは大切!で、
使いこなすことは有益!
だと最後に締めて、タイムオーバーです!

まだまだやります!!

今年度も変わらず、
DX人材育成カリキュラム、最新ICTテクノロジー概要、生成AI利活用等に関する講演/セミナーの予定が入っております。

私たち、
DXデザイン研究所は、
参加者の皆様はもちろん、私たち自身も楽しみながら、
有益な情報/経験をご提供できる
良きセミナーライヴをお届けしてまいりますっ!!
引き続き、宜しくお願い致します✨

★ご興味/ご関心のある方がおりましたら、お気軽にご連絡下さいませ★

https://dxd-lab.com/

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