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UniFi Dream Router導入記(1)


導入の経緯

 コロナ禍が明け、巷ではリモート勤務に対する企業の考え方が二極分化しているらしい。すなわち、

・リモート勤務で得た経験をなお一層、経営に活かしてゆくという考え方
・リモート勤務は補完的なもので、やはり基本的に出社ありき

これはそれぞれ会社の業態やビジネスの性質によってどちらが正解かと一概には言えないだろう。

私のケースでは原則出社奨励だが、現在出社は週に1日、残り4日はリモート勤務が定常化している。

会社から支給されたPCは、VPNやリモートデスクトップなどのセキュアな環境が整備されており、そのうえでチャットやオンラインミーティングを活用している。それで仕事は進んでいるし、往復の通勤を考えると時間的にもコスト的にもリモート勤務のメリットのほうが大きいと感じている。

そんなわけで自宅のネット環境を毎日フル活用しているわけだが、Wifiルーターも古くなってきているし、家族も併用している状況下、少し先々を考えてグレードアップをはかりたいと考えていた。

そんな矢先、UniFi Dream Routerの存在を知り、導入してみようと考えたわけだが、果たして結果は如何に?

我が家のネットワーク環境


我が家のインターネット環境だが、NTT東日本のFlet's光ギガネットワークで、ごくごく一般家庭の構成だ。
ONUとルーターはレンタル機材で、光TVと光電話を契約している。
ONUからはTVアンテナ、ルーターからは電話回線へ接続している。
このNTTのレンタルルーターはWifi機能が無いため、Wifiルーターをカスケード接続しアクセスポイントとして繋げている。

というわけで、光電話の関係でルーターを2段構成にせざるを得ない。

加えて別室(私の小部屋)のPCへはアクセスポイントルーターで中継し、PCに有線接続している。屋内を有線で引き回したいところだが、屋内工事が必要になるので遠慮している。

新規ルーターの選定

というわけで、現在使用しているWifiルーターをUniFi Dream Routerへ切り替えるというのが今回の目論見だ。一応、無理やり考えた動機だが、

・Wifi6環境の整備
リモートワーク環境でVPNやリモートデスクトップの利用が常態化していること、さらには家族のネットワーク利用も増えてきているなどWifiネットワークの利用帯域が増加してきているため、我が家もそろそろWifi6への対応も視野に入れ、ルーターの刷新をはかりたい。

・防犯カメラの設置
過去にWifi対応カメラの導入をしたことがあって、お値段重視で中華製カメラを使ってみた。
携帯アプリ専用で動作も遅く、何より中華メーカーのサーバーにトラフィックが流れる仕掛けになっていたので実害は無かったが、やっぱりセキュリティ面で気持ちが悪い。
もう少しまともなソリューションが無いものかともの色していた。

UniFi Dream Routerとは

そんな中でUnifi製品のことを知り、興味を持って調べてみたところ、この製品が次期ルーター候補にあがってきた。
通常、家庭用WifiルーターといえばNEC、バッファローなどなど国産メーカーが王道、だが防犯カメラのソリューションまでオールインワンな製品は存在しない。

実際スペック上、興味をそそられたので人柱感覚でどこまで実用的なのか試してみよう。
そろそろ現物が到着しそうなので、実際の使用を通じて記事をシリーズ化してみたい。

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Osamu Arakawa
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