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UniFi Dream Router導入記(8)


Site Managerから見たネットワーク環境

Site Managerの紹介(つづき)
いろんな機能があるので全て紹介しきれないが、今回はネットワークまわりの話をまとめてみたい。

先般、インターネット回線の不具合を経験した。インターネットへのアクセスが完全に遮断されてしまい、ルーターの設定を確認したり、いろいろと原因の切り分けにかなりの時間を割いた。
結局、原因が特定できなく困り果ててNTT東日本に問い合わせることに。
通信キャリアも例外なく問い合わせ窓口がメールとかFAQをまず確認しろとか、なかなか専用ダイヤルにつなげて確認することが難しい。
ようやくサポート窓口に電話がつながって少しは技術がわかる人にまわしてもらい、局側から自宅までの疎通確認をしてもらったところ、不通ということで後日、調査に来てもらうことになった。
が、訪問日が1週間後とかだと仕事に支障をきたすのでなんとか無理を言って早めてもらった。

調査の結果、原因は屋内ではなく屋外だっという事実。ONUかHGW交換で済むのかなと思いきや、屋外の光ファイバーの断線だと!
聞けばカラスのいたずらとか、ままある話らしく勉強になった。

ネットワーク状態の可視化

そんな出来事があって、もう少し手元で少しでも多くの情報が得られないかと思っていた。
Site Managerは、常にネットワークの状態を監視し、履歴を蓄積しているらしく、設定によってはメッセージ通知などで知らせてくれる機能もあるらしい。
ダッシュボードからUDRの速度テストができる。
インターネット回線は1GBでベストエフォートの結果はこちら。
ルーター交換前よりも少し改善している感じもするけど、プラシーボ効果かも。

次に回線品質について、UDRが定期的にpingを発行して回線の状況をウォッチしているらしい。
NTT側で回線障害が発生するとSite Managerで確認ができる。
これは有難い。先般のネットワークトラブルの場合、屋外配線に原因があったことなど、これを見ればある程度類推することができたかもしれない。

Wifi環境について

次に無線ネットワークについて触れてみたい。
Site Managerでは無線ネットワークの情報も確認できる。

ご近所さんのルーターから飛んでくる電波状況が画面で確認できる。こういったツールは一般に存在するが、Site Managerからも確認ができる。
5GHzの電波が確認できないのは少し気になるが、別の日では確認ができたので、たまたまこの日はお休みだったのだろうか?

ご近所のルーターのベンダー情報を見ると、中華製っぽい名前が出てきて少し気になる。(知らんけど)

チャンネル幅について

Wifiのチャンネル幅の調整ができるのは興味深い。
他社ルーターでも同様の機能があると思われるが、加えて電波強度の調整も可能だ。

あまり露骨にチャンネル幅を広げ、電波強度を強めると家電やその他の機器の誤動作など影響が出る場合も、あるので節度をもった運用が望ましい。

以上のようにSite Managerのネットワーク関係機能について紹介したが、こんな機能がある程度の理解で全く問題はない。
ただ、これらの情報が可視化されるとこれまで見えなかったことが明らかになってくることで理解が深まる。

私自身、ルーターの情報に関心がなかったし、設定を検討してみるなどの機会はこれまでなかった。
そういう意味で少しはおりこうさんになった気分になれる。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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