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108.9:00 今や私も完全な家好きに(読書記録)

11月だ。
清々しい気持ち。
新しい月になるといつも感じるこの気持ち。
怠惰な日常の行動が、改善されるようになればいいのだが。
行動が伴わないのは常なり。


本が読めた!
11月になって数時間しかたっていないが、今月初の読了。
読書リスト外の本を読んだ。

『家が好きな人』井田千秋

コミック&イラスト集です。

あるYouTubeで、井田千秋さんの『ごはんが楽しみ』が紹介されていて気になったので検索した。
するとこの本を見つけて、ご飯よりも家に興味のある私は迷わずこちらを購入。

読んだ感想はというと、
・イラストがとにかく可愛い。
・住人の日常生活をもっと知りたい。つまり、もっとストーリーが続いて展開するといいなと思った。物語が好きなので。
・絵のタッチのせいかもしれないが、なんとなく似た家ばかりに感じた。作家の方の好きな系統なのかもしれない。
・自分自身も、我が家が好きだと認識した。
である。

私が家に興味を持ち始めたのは、「在宅」になってからだ。
それまでは、はっきり言って帰って寝るだけだったので、好みの家具などを買うこともあったが、家の統一感や住み心地などはあまり気にしてはいなかった。
その結果、荒れた家になった。
本や洋服、鞄、推しのグッズなどがあふれかえり、住み心地も見た目も最悪だった。
結局収納しきれないものは実家に送り、実家を倉庫代わりにする始末。
それなのに物は増える一方だった。
それでも、「家」に時間をかけるのは無駄だと思っていた。

しかし「在宅」になり、家で過ごす時間が増えると、急に感じた。
「なんだこの住み心地の悪さは。ちぐはぐな家具、多すぎる荷物。掃除のしにくさ。こんな家嫌だ。」
やっと気づいた。
「家」はただの物をしまう箱ではない。
生活を行う空間なのだと。

一念発起して、家族と協力しながらまずは物の整理から始めた。
収納するものが多すぎたためにどんどん追加していった収納家具を全て撤去することを目標に、来る日も来る日も片付けた。
ある程度の量になると、家具の配置の見直しと買い替えを行った。
予算がそんなにあるわけではなかったので、手ごろで毎日目に入っても嫌ではないものを探し回った。

そして、何度かの模様替えを経て、現在の我が家に落ち着いている。
今や私も「家が好きな人」である。
だからこの本を読んで、改めて「我が家ってなかなかいいじゃないか」と思ったのだ。
イラストほどかわいくは無いが。

コミックスなので、すぐに読み終わったが、今後も読み返したいと思う。
この本は、冬が似合う本だ。
のんびりと家で過ごすときに、読み返すだろう。

さて、気持ちも新たに今月の読書を楽しんでいこう。
私の11月の読書リストは、前回の記事を参照いただきたい。

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