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118.10:30 名もなき読書家の読書はじめ

私の月星座は蠍座らしい。
だから?
そもそも月星座って?
ラジオをきっかけに、気になって調べたはいいけれど。
まあ、そういったものを活かすか、もしくは無視するかは自分次第なのだ。
占いや日本で言う「スピリチュアル」は嵌って蝕まれる感じがどうしてもぬぐえない。
スナフキンも言っていた。
「あんまりだれかを崇拝すると、本物の自由はえられないんだぜ。」
のめりこみやすい自分には、特に響く言葉だ。
それにしても、外は凄い雪だ。


年末は、米原万里の本にのめりこんだ。
はい。
前述の通り、のめりこみやすいのです。

『打ちのめされるようなすごい本』を読んだ。
分厚い文庫だったが、一気に読んでしまった。
今彼女が生きていたら、現代の本や昨今の社会問題をどう切るのだろうか。
亡くなったことが残念でならない。
小倉智昭さんの癌治療(民間療法)についての記事を読んだ時期でもあったので、重ね重ね残念に感じた。

まあ、それは置いておいて。

昨年末に、2024年の読書に関するまとめをした。

そして、当たり前のように2025年がやってきて、既に10日。
今年も各月の読書リストを作って、楽しんでいきたいと思っている。
1月の読書リストは、
〇『大阪』
〇『お砂糖とスパイスと爆発的な何か』
〇 『布団の中から蜂起せよ』
〇『そっと 静かに』
●『後宮の烏6』
以上、5冊。

『後宮の烏6』は読了した。
最終巻は、今月か来月には読むだろう。

昨年に引き続き、ハン・ガンが読みたくて、エッセイを選んだ。
あとは、フェミニズムに関連した本2冊と、エッセイ。
物語が少ないな。
そういう気分だったのだろう。

そうなのだ。
もう気分は移り変わっている。
「今」読みたい本は、年末にのめりこんだ米原万里。
そして、ブレイディみかこ。
(実は、リスト外の『ジンセイハ、オンガクデアル』を正月早々読んでしまったのだ。)

そういった「今」の気持ちを抑えられず、
『魔女の1ダース~正義と常識に冷や水を浴びせる13章~』米原万里
『ブロークン・ブリテンに聞け 社会・政治時評クロニクル2018-2023』ブレイディみかこ
『塩一トンの読書』須賀敦子
の3冊を2025年に買ってしまった。
須賀敦子は、米原万里の本(書評)がよかったので、別の人の本に関するエッセイが読みたくなったのだ。
Amazonのリストから引っ張り出してきた。
果たして、私に合うのだろうか。
ワクワクしている。

悩ましいのが、1月の読書リスト。
「今」、の前の「今」読みたかった本たちである。
「今」か。
前の「今」か。
どちらから読むか、本当に悩ましい。
まあ、結局読むので悩む時間が損なだけかもしれないが。

しかし贅沢な悩みだ。
このような贅沢な悩みを2025年も抱けることに心から感謝して、生きていかなくてはならない。
改めて自分の環境を幸福だと思う。

そうこうしていると、外の雪が溶けてきた。
早かったな。
私にとっては初雪。
美しい雪を見られて、今日は既にいい日だ。
さて、何を読もうかな。

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