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Courseraで管理会計を学んでみた②

イリノイ大学アーバナシャンペーン校のValue Chain Management Specialization という専門講座6コースに含まれる2つの管理会計コースを終えました。
最初に受けたCost Behaviors, Systems, and Analysis は、活動基準原価計算やCVP分析などで、週末に1週間分の学習が進むようなペースで修了証を頂くことができました。こちらの記事にも書き留めています。


Serif体の”I”とSuns-serif体の”ILLINOIS”の組み合わせが好き

差異分析でつまづく

2つ目のコース、Tools for Facilitating and Guiding Business Decisions では、工業簿記の原価計算が理解できていなかったので、差異分析の所で授業が理解できなくなり、2級工業簿記のテキストを読むことにしました。ここで2週間くらいロスしてしまいましたが、工業簿記の基礎を日本語で押さえておいたおかげで講義にもどってからはスッキリ理解できました。

組織論的な側面も

Module 3では財務的に評価できることできない事、それぞれの長所と短所について学びました。前者はROIだけで評価することの問題点など、後者はバランスト・スコアカードが主な内容です。"Gaming the system"(制度の悪用、ゲーム化)なんていう言葉も覚えました。ここはいわゆる「数字」的な面だけでなく組織論にもまたがるような内容でした。

社会人になる前に知っておきたかった予算編成

Module4は予算編成(Budgeting)です。
売上予算、製造費予算(原材料費、労務費、製造間接費)、販管費、設備投資、資金計画の作成手順と関係性を学びました。私は商業しか経験がないので、このモジュールはすごく興味深かったです。社会人になってから経験を通して学ぶことって、恥をかいたり叱られたり、時に遠回りな場合もあります。社会人になる前に知っておきたかったと今さらながら思いました。

英会話力が伸びない

結局、Tools for Facilitating and Guiding Business Decisions のコースは、サブスクを延長して約1か月かけてじっくり取り組みました。

そしてコースを修了するといつのまにかValue Chain Managementの次のコース Operations Management がスタートしていました。今、1週目を終えましたが会計に比べると断然英語が難しいと感じています。まず1センテンスがすごーーく長いです。字幕と音声を1回聞いただけでは全然頭に入ってきません。内容は中小企業診断士一次試験の運営管理と似ている感じがしました。
気づけば1年半くらいの間にCourseraのCertificateを18個くらい取っていたのですが、授業にリアルタイムで参加するわけではないので英語力はあまり伸びませんし、学習面においても、もっと反復学習をしないと知識が定着しないと感じています。Couseraのサブスクは一旦お休みして、USCMA(米国公認管理会計士)に挑戦するか、IELTSに取り組んでしっかりとした英語力を身に着けてから別の目標にチャレンジするか、考えたいと思います。


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