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モノクロフィルム写真の知識

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フィルム写真を始めて、一歩先に進もうとするときに役に立つかもしれない知識と技術のお話。モノクロフィルムや薬品、現像やプリント技術に関する記事はこちらからどうぞ。
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#モノクロ写真

モノクロフィルムの違いと選び方

僕はモノクロフィルムで写真を撮っていて、現像もプリントも自分でひとつひとつ手作業で写真をつくっています。 最近は中国の若者を中心にフィルム写真のブームが来ているようで、日本の若い人もクラシックなフィルムカメラを首から下げていたり、写ルンですで写真を撮っているのを見かけることが多くなりました。 僕はそんなフィルム写真ブームとは全く関係のないタイミングで、気まぐれに写真素人の段階からフィルムでカメラデビューを果たし、暗室の教室に通ってアナログ写真を学んで現在に至ります。 今

フィルムと現像液の使い分け・組み合わせ例

過去の記事で、モノクロフィルムの銘柄による描写の違いや、現像液による特性の違いについて書きました。 今回は、より具体的に、僕が実際にどんな場合にどのフィルムと現像液を組み合わせて使っているのか、という実例のお話をしていきます。 はじめにモノクロフィルムと現像液の組み合わせというのは無限に存在します。 フィルムのパッケージ裏にいくつかの現像液の現像時間が記載されていることがありますが、そこに載っていない現像液との組み合わせがダメかというと全くそんなことはありません。 そ

現像液の使い分け

こんばんは。 この頃、外出の自粛で自宅で過ごす時間が増えたため、暗室で作業することが多くなりました。 コンタクトプリントをつくったり、普段の暗室作業ではつい面倒くさがって放置しがちなネガの整理など、地味な作業にも時間を割く余裕ができたので、この機会にと色々な暗室作業をやっています。 さて、僕はモノクロのフィルム写真を撮っていて、フィルムの現像も自分でやっているのですが、現像をする際に使う現像液を用途別にいくつか使い分けています。 どういう用途のときにどの現像液を使って