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ギターの話①

今回は初めて買ったギターの話をしたいと思います。

初めてのギターはYAMAHAのアコースティックギター、FX-170というモデルでした。「初めて買った」というか、正確に言うと「買ってもらった」ギターです。それも中学1年生の時「試験で良い点を取るから」というよくありがちな約束を親と交わし、手に入れたシロモノでございます😁。

実はその前に、家にギターがあったことがありました。祖母の家の納屋のような物置に何故か古びたガットギターがあり、それを持ってきたのでした。小学校5年生くらいの時だったと思います。

しかしそのギター、しばらくするとネックの根元からパックリ折れてしまったのです。父親が「直してやる」と言って、木工用ボンドで綺麗に修理してくれましたが、弦を張るとみるみるうちに元の木阿弥に…😅まぁ元々、物置にあったボロいギターでしたからね。結局、そのギターでギターが弾けるようにはなりませんでした。

当時、ワタクシは楽器量販店というものを知りませんでした。なのでギターを買うというとYAMAHAのお店、というイメージしか無く、当然の如く買いに行ったのはYAMAHA仙台店。一番町という繁華街にあったお店でした。

そこには数多くのギターが並んでいたと思いますが、YAMAHAのお店なので置いてある楽器も当然の如くYAMAHA。今思えば、色々な選択肢があっても良かったと思いますが、当時はそんなことも頭の中にはなく、とにかくギターが買えるという喜びに満ち満ちていたのでした。

並んでいたギターの中には、きっと名器であるFGシリーズやLシリーズなどもあったと思いますが、そんなものに手が出せるはずもなく、親との約束である「一番安いギター」を探していたのでした😁

そこで出会ったのがFX-170という廉価モデルです。でもYAMAHAのギターだし、何の不満もありませんでしたよ。ソフトケースがついて2万円弱くらいでしたかねぇ。ソフトケースは現在のようなカッコいいものではなく、ペラペラの布製で、チェック柄という悪趣味なものでしたけど😅。

何故最初にアコースティックギターを買ったのか。それはきっと、エレキを弾くにはアコースティックから入らなければダメだ、と思っていたからでしょう。何故そう思っていたのかは分かりません。単なる思い込みだったんでしょうね。でもそれはそれで良かったと思います。

そのギターは25~6歳の頃まで持っていましたが、その頃色々あって友人に預けたままになっております。しかし現在ではその友人とも疎遠になってしまい、ギターはどうなっていることやら…。きっと、祖母の家にあったギターもそんな感じだったのかもしれませんね。

そんな感じで、ワタクシの音楽人生が始まっていくのでした。


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