米国OP建玉(2023年2月3日)
みなさん、こんにちは。いつも、こちらのnoteをご覧いただき誠にありがとうございます。
今週の米国市場はFOMC、雇用統計と重要指標のオンパレードでございましたが、順調な1週間であったかと思います。
米国市場は低ボラティリティ状態ですが、本当に、節分天井、彼岸底になるかもしれませんね。それでは今週のご報告です!
①Pfizer(PFE)
PFEは漸く下落が止まって陽線となりましたね。下髭長く底となればよいのですが。
カバード・コール
下落が止まらずなかなかコール売りにくい状態でしたが、このままコール売りを持たないのもリスクと考えて、1年後満期の55Cを売ってカバード・コールとしました。
今後は、期近のコール売りを仕掛けてプレミアムを獲得しながら収益を改善していければと思います。
保有建玉(+110,508円)
55C@0.80(-1枚)⇒ 0.92 ※2024/1/19満期
現物株@35.00(100株)⇒ 43.79
キャッシュ・セキュアード・プット(LEAPSプット売り)
こちらは長期放置。プレミアムが早期に剥げた場合は利確します。
保有建玉(▲55円)
35P@1.20(-1枚)⇒ 1.10 ※2024/1/19
②S&P500 ETF(SPY)
プット売り
先週、SPYの建玉をすべて決済してしまったので、改めて4月満期の365Pを売ってみました。SPYのIV % Rankは7.2%(IV30:17.2%)と歴史的な低さなので、オプションの売りは不利な状況なのですが、一応、過去のデータからITMになる可能性が10%以下となる権利行使価格を選択しました。
SPYは値嵩株であるので証拠金も高くなります。サクソバンク証券では、50万円くらい必要になります。
今後はリバースカレンダーにしようかと思っておりますが、ちょっと証拠金も使用率も高くなっているので、利益あるうちに決済してしまおうかな。
保有建玉(+12,593円)
365P@3.80(-1枚)⇒ 2.69 ※4/21満期
LEAPSロング・コール
米国市場は低ボラティリティに突入していることもありますので、やはり、このタイミングでLEAPSロング・コールをしたいと考えておりました。
2/2にIV % Rankが0.8%(IV30:15.4%)となっていることを確認し、満期が2025年12月のややITMの400Cを買いました。この時のSPYの株価は410ドル近辺でありました。
満期が2025年12月ということは、ほぼ3年となります。こんなオプションでも流動性がでているのが米国株オプションの最大のメリットかもしれません。
私の場合、現物株を3年も持つことはほぼないので、LEAPSを利用した方が安く株を買ったのと同じ効果を得られるので、LEAPSロング・コールはおすすめのトレードです。
今後は、このLEAPSに期近のコール売りを仕掛けて疑似的なカバード・コール(LEAPSダイアゴナル・スプレッド)やブルコールを仕掛けていきたいと思います。
保有建玉(▲982円)
400C@76.00(1枚)⇒ 75.97 ※2025/12/19満期
③金融セクターETF(XLF)
LEAPSロング・コール
先週エントリーしたXLFは、順調に株価を上げて含み益が出ている状態です。コール売りを追加してブルコールに変更予定ですが、まだ、権利行使価格が40ドルまでしかないのですよね。新たに権利行使価格が作られるまで、放置しておきます。
保有建玉(+6,069円)
36C@3.00(1枚)⇒ 3.55 ※12/29満期
④キャッシュ・セキュアード・プット(CSP)
今週は新たな仕掛けはなしでした。
今週、インテル(INTC)の株価が大きく上昇したので、プレミアムが一気に剥げてきました。IV % Rankも30%まで下げてきました。
その他の銘柄もプレミアムが剥げてきました。ボラティリティが下げてきたことも要因の一つですね。
保有建玉(+38,958円)
TLT 102P@1.04(-1枚)⇒ 0.73 ※3/17満期
INTC 26P@1.15(-1枚)⇒ 0.44 ※4/21満期
DOW 47.5P@1.65(-1枚)⇒ 0.63 ※6/16満期
IBM 120P@2.65(-1枚)⇒ 1.91 ※6/16満期
VZ 36P@1.44(-1枚)⇒ 0.79 ※7/21満期
今週の収益
今週の結果は下記とおりとなりました!
今週は決済がありませんでしたので、確定収益は0円でした。ただ、含み益が先週より増えてきてよかったです。
今週、SPYのLEAPSロング・コールを建てたことにより、資産のデルタが随分とプラスに傾いたかなと思います。低ボラティリティでいつボラが噴いてもおかしくないので、もし、下落でボラ沸騰という状態になった時に、SPYとXLFがどのようなプレミアムになるか確認しておきたいですね。理屈的には、デルタで大きくマイナスになっても、ボラティリティの増加で少し底上げがあるはず…
とはいえ、少しプットサイドをヘッジしておきたいので、SPYのコール売りか、新たな玉を建てようかなと検討中です。
本日も最後まで御覧いただきましてありがとうございました。次回の記事も御覧いただければ幸いでございます!
ありがとうございました!