【米国株OP】カバードコール:エクソン・モービル(XOM)62.5C
前回建てたエクソンモービル(XOM)のプット61.5ドルがITMとなり現物株を保有することになりました。今後は、この現物株を担保にカバードコール戦略を実施していきます。
取引詳細
7/12(月)の米国市場はダウは下げて始まりました。XOMの株価は前日61.25ドルで引けていたのですが、61ドルを切るあたりで推移しておりました。
まず61.5ドルで株を取得しているので、その1ドル上の62.5ドルの権利行使価格を狙いましたが、プレミアムがあまり高くなかったので、満期を今週ではなく来週にしてみました。
ITMになれば100ドルの利益に加えて、58ドルのプレミアムを獲得できるのでこれでよいかなと。
株価:60.9ドル
種別:コール
価格:0.58ドル
枚数:-1枚
権利行使価格:62.5ドル
取引日:2021年7月12日
満期日:2021年7月23日
結果報告
その後、XOMの株は60ドルを切る展開が続いており、7/16(金)でも下げて始まりました。その時点でオプション価格が0.1ドルを切っておりましたのでさっさと利確をしました。
購入時の評価は6,005円であり、0.07ドルで買い戻して-1,117円でした。カバードコールの利益としては4,888円でした。まあ、そんなに悪い利益でもないのですが、株が下がっているということは含み損が増えているわけで...
その後、さらにカバードコールを組んでみました。これについては別途報告します。
まとめ
今回のカバードコールは成功しましたが、現物株が下がると含み損が出るので資産の評価額は下がるわけです。
今回、ターゲットバイイング(ターバイ)とカバードコールを組み合わせて、せっせとプレミアムを獲得しようと考えたわけですが、オプションから得られる利益より現物株が下がるリスクの方がかなり高い印象をもった。これは株を所有しているのはあまり得策ではないのでは?
ターバイで現物株をもったら、ATMのコール売ってすぐに現金化した方がよいのではないかな?ATMなら高いプレミアムも得られるし、現物株が下がったとしても現物株の含み損をプレミアムが補ってくれる可能性も高い。
また、満期でなければ、ITMになってもすぐに現物株に交換される感じもしないので、さらに満期のとおりプレミアムの高いものを購入して利益がでたらサクッと利確するのがよいかも。次回はそれを試してみよう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。